舞台『室温~夜の音楽~』東京公演アフタートーク 6月29日(水)14:00公演レポ
登壇者:舞台下手より坪倉由幸さん(MC)、平野綾さん、古川雄輝さん、堀部圭亮さん(以下敬称略)。舞台セットで使用されていた椅子に着席してのトークでした
※古川雄輝さんのトーク部分が中心です。省いている箇所もあります。一言一句正確ではありませんのでご了承ください
坪倉:(やってみてどうですか、という内容の質問)
古川:あっ、ざっくり(笑)。もっと何か用意してるのかと(笑)
坪倉:(好きな色は何ですか)
古川:興味ないでしょ(笑)。今まであったやつとか話します?(笑)
坪倉:(役作りで難しかったことは何か)
古川:最初ずっと平野さんに怒られているんですけど、長井さんと一緒になった時にキャラ変するんですよね。それは稽古が終わる3日前(※)に形になりました。
最初はもっとおバカキャラだったんですけど、もっとオラついた感じだと言われて。おバカも残ってはいるんですけど、最後の3日くらいで形になりました。
(会場見渡す)
平野:キオリと下平のシーンはラストに向かってテンションマックスなので、サオリに切り替えるのが難しかった。
堀部:大変なのはみんな大変。
坪倉:これ(※銃?)つけてるだけで重いし、動きにくいし、座りにくいしで。
堀部:地味にソファーに倒れてるのが一番大変。本当に死んでるわけじゃないから呼吸はしてるわけですよ。浅ーく浅ーく呼吸してるんだけど「夜、お父さんが…」(とキオリが言う時、観客から)一瞬見られて息してるじゃん!ってなったらマズいから。また(劇中のセリフと同じように)「生きてるよ」ってなっちゃうから。
坪倉:(好きなシーンは?と質問して、他のキャストが喋ろうとしていないのに気付いて)マイク持ってください(笑)
古川:(在日ファンクの)好きな演奏とか、本当はもっと聴いていたいんですけど、ここ(舞台)でじっとしてなきゃいけないんで、稽古で上(上段のバンドのセット箇所)だけやっている時にみんなこうやって(後ろを向いて)観てるんですよね。本番じゃ観れないから。
坪倉:キオリに手錠をかけられるシーンで、在日ファンクと音がハマると気持ちいい。
堀部:急にそれぞれの関係性が変わるシーンが好き。古川くんは急にヤンキーな2人になるところがあるでしょ。それが今日はこの辺で変わった、って毎回少しずつ違う。工夫を重ねていて、その回、その回のベストがあるから今日はここで変わったと思いながら観ている。
坪倉:(キャストの第一印象について。古川の印象は)稽古中からあんまり口をきくタイプじゃないよね。(急に客席に向かって)古川くんに聞きたいことある人います?
古川:適当なMCだな(笑)。なんかじゃあ喋りましょうか?
坪倉:最初と印象変わったんですよね。
古川:ふふっ、何すかそれ(笑)。坪倉さんがそう思ってただけですって。人見知りですからね。
坪倉:最初喋ってくれなかったから、僕が勇気を出して「雄輝」って呼んだら「芸能界で雄輝って呼ぶの坪倉さんだけですよ」って笑ってくれたんですよ(笑)。(この後クラクションのジェスチャーで足も一緒に動いてしまうエピソードを話す)
古川:(恥ずかしそうに耳を触りながら)あれ、本番でやんなきゃみたいな雰囲気がイヤでやってないんですよ。
平野:時々出てますよ?
古川:出てた?無意識。あっ、出ちゃってるんだ(笑)
古川:(平野さんの印象)いや、そんな変わらない…舞台上の所作がいつも綺麗だなって。
平野さんが踊ってる時、みんな平野さんを見てるんですけど、長井さんだけジェントルさんを見てるんですよ(笑)。(トロンボーンの上下ののジェスチャーをしながら)すっごく早いんですよ。
平野さんは舞台から捌ける時、頭からスッと去っていくのが綺麗だなって。
平野:前に古川さんがテレビ番組のゲストに来てくれた時、怖い人なのかなーって思ってたんですけど、楽屋にちょいちょい可愛い物が置いてあるんですよ。瓶の形をしたお菓子のラムネとか。
古川:頭が働くんですよ(笑)
平野:坪倉さんは毎日ハイチュウ置いてありましたよね。それを1日1つくれるの。1日1ハイチュウおじさん(笑)
堀部さんもたくさんお菓子を持ってる。一度車の中から、スーパーに入っていく堀部さんを見たんですけど、その後コンビニでも見たんですよ。
堀部:スーパーとコンビニで売ってるお菓子が違うのよ(笑)。甘いのを買ったらああ、今日は辛い気分だったって思ってまた辛いの買って、ってどんどん楽屋に溜まって、ツアーに持って行って最後は段ボールで自宅に送る。それを家族が見て、今回はこんなの買ってたんだねって。
坪倉:堀部さんでかいパン持ってきたことありましたよね。
堀部:フランスパンみたいなの、ちょっとかじって、またお腹すいたらかじってってできるから。硬いから頭も働くし(笑)
堀部:(古川とは)これに入る前に別のドラマで一緒になって挨拶したけど、あまりお話しない方なのかなって。僕も一人っ子で人見知りだし、人見知り同士会話にならない(笑)
坪倉:(古川に)何人兄弟ですか?
古川:3人です(笑)。お姉ちゃんと弟が。
坪倉:真ん中?俺も!
(坪倉と古川、お互い親指を立てて「イエーイ」!)
坪倉:指長いねぇ(笑)
坪倉:古川くん、ちゃんと笑うんだなーと思って。古川くんが笑ってくれると嬉しくって、ついついボケちゃうんですよ。8割スベってますけど、2割笑ってくれると嬉しい。
古川:本番中も裏でボケてるじゃないですか(笑)
(ここで雷の音。残り5分の合図とのこと。キャストの皆さんが坪倉さんに最後のご挨拶を振られ、リピーターチケットを激推し)
古川:はい、ご来場いただき、まことにありがとうございました。そうですね、7月10日までやっているっていうのと、7月1日にもう1回トークショーあるんですよ。また違うトークが聞けるし、(坪倉が)ちゃんと質問用意してくれると思うんで(笑)
坪倉:アンケートあるんですか?それに書いてくれたら!
古川:今、(スタッフの方が)後ろで「ない」ってバツしてます(笑)
古川:なので、楽しかったらまた遊びに来ていただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました。
(退場時、最後に袖の前で振り返り客席に一礼)
※追記:「本番3日前」を「稽古が終わる3日前」に修正しました。ご指摘ありがとうございました。
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