愛知県知事リコール 中川区提出署名簿の疑義

(2021/2/14 最後の計算間違いにより、数字のみ修正)

はじめに

継続ウォッチの愛知県知事リコール活動。個別具体的な、公的に記録された情報類が出てきており、想像や発言者の意思に基づく修飾を外していった際に、残渣として残る事実関係の情報も、ずいぶん濃ゆくなってきた感があります。
さて、今回は中川区提出署名簿について確認・考察してみましょう。

引用情報元

榎沢利彦のブログ 様

田中弁護士ブログ(後半追記箇所に中川区関係情報アリ)

なお、お二方とも、今回のリコール活動の何らかの当事者です。ところどころに、各々ご自身の意思・推測・思いが含まれるのは当然です。
それらの記述に対しては「賛否」はあって然るべきこと。
私は、これらの情報の中から、できるだけ「物理事象」のみを抽出していきたいと思います。

1点残念なこと

榎沢様のブログにて、警察の「安全相談等・苦情取扱票」がアップされており、榎沢様の語られた内容が、警察にて記録されたことが判ります。
ただ、スマホ写真にあり、取扱票に無い事項で以下が挙げられます。

署名簿整理番号3000~3800において、榎沢様が作業され、現認した内容について報告している

今回、警察資料には正確には記載がありませんが、榎沢様の述べられているこの「3000~3800」を軸にして、注目・考察していきます。

選管の署名簿受領証からの推測

まず、簡単なところから。
中川区選挙管理委員会が発行した、署名簿受領証は以下のように記載です。

署名簿番号 第1号から第12519号まで
欠番簿冊 第343号、第1771号、第1774号、第3444~9999号

まずこれだけを見ると、以下が推測されますね。

1番からと、10000番からとの二手にて、署名簿番号のナンバリングを実施したのかな?
1番から打っていった作業は、3443番まで打ったのかな?
10000番から打った作業は、2520冊まであったのかな?

榎沢様の作業と選管受領証の祖語?

さて、上記の2つの情報をふりかえります。すると、以下事項で事実事象が合わないことが見えてきます。

榎沢様は、3000~3800番について、目撃している
選管には、3444~9999番について、存在していない

番号3444~3800、すなわち357冊が、2つの情報で不整合を生じています。

不整合を生じうると考えられる事象としては以下が考えられます。

①榎沢様の勘違い
 ⇒氏の作業時には、3444~3800番は存在していない

②選管記録の間違い(欠番記載ミス)
 ⇒現在も選管には、3444~3800番は存在している

③榎沢様の作業時には存在し、選管の受領証提出時点では存在しない
 ⇒3444~3800番は、どこかへ消えた

①については、私は正誤はわかりません。可能性としては肯定も否定もできません。(気持ち的には①はありえない、とのバイアスかかってます・・)

②については、現物署名簿が選管にあるわけですし、いざとなったら選管殿に再確認なり、請求代表者等が、「3444~3800番が存在するか否か」を確認する術もあります(偽造かどうか?という確認よりもよっぽど簡単で、恣意的要素も入り込まず、簡単簡便かと)
(こちらも、気持ち的にはありえないよな、とのバイアス混み・・・)

残るのは③です。他の可能性を示唆される方いればご意見欲しいところ
そして、この③においても、すぐに「抜き取りだー」と断じるのは早すぎます。中村区事案もありましたので、少し落ち着いて考察してみます。

仮提出時に消えた署名簿の行方

「請求代表者が仮提出のレター作成する時」から、「選管が受領証を作成する時」の間で、ある選挙区において署名簿が消えている、と設定します。

署名簿が消える=抜かれると考え、その理由と署名簿の行方の可能性、証左となるべき事項(確認すればわかる事項)について整理してみます。

(A)他地区が紛れ込んでいて、抜き取りをした場合
 ・その後の正解地区に持ち込みをされたのであれば、新たに持ち込まれた地区の冊番号について、飛び番号、小番、あるいは番号打ち直しの形跡があるはずと考えます。
 ・正解地区に間に合わなかった場合、当該署名簿はどこにあるかはわかりません(普通に考えれば、リコールの会の事務局)

ただ、上記としても不自然と考えられる点が

α.抜き取り範囲がまとまりすぎている
 ⇒仕分け作業時に、綺麗にまとまって紛れ込んだ?
  つまり、地区別仕分け時のミスというより、仕分け終わったものに対して、冊番号付与時の、署名簿の山の積み方ミス?のように考えられます。
  ただ、そんなことが起こったのかなぁ・・・
(B)単に署名簿の抜き取りを行った
 ・全く証左等取ることが困難です。唯一の可能性としては、実際に署名集めをした受任者ないし署名者が、自らが関連する署名簿の提出状況を確認するぐらいかな・・・

ただ、こちらも一つ解せないことが。
榎沢様の「自分が作業したもののほとんどが不審だった」を正としたとき、

β.抜き取られた可能性のある3444~3800番は「不審署名」と推定される。何故に「不審署名」を抜き取った?

ちなみに、テレビ等ででていた、一部の方が署名簿抜き取った事案は別の地域であり、中川区ではないとの、私の認識です。

仮提出のレターを読み直す

上記を踏まえ、あらためて仮提出のレターを読み直します。
見え消し訂正がされており、以下のように推測されます。

提出時点の請求代表者側思い込み
 署名簿数:4500冊、署名数:26000人
実際の数字
 署名簿数:5960冊、署名数:18408人

「見込」と「実績」という見方をした時、見込外しすぎです(苦笑)。

しかしながら、数字は以下。

署名「簿」数は増数
署名「」数は減数

ちょっとの差というレベルか、不審な数字の差とみるか…は、私は明言は避けます。
署名数に関しては、当初個別番号を打っていなかったことから、正確な数位を把握せず、1冊当たり5~6人だろう、えいやっ、という数字を書いているとも考えられます。(どうせ後から選管数えるだろう、との考えかな?)
ただ、署名簿数の数え間違いとしては、少し破廉恥すぎるとも考えられます。数え間違いなのか、実際の数が変化したのか。。。はわかりませんね。

受領証を読み直す

冊番号の記載をもう一度振り返ります。

署名簿番号 第1号から第12519号まで
欠番簿冊 第343号、第1771号、第1774号、第3444~9999号

さて、番号として、1番からと10000番からの2手に分かれて作業をしたと仮定します。

レター作成した請求代表者は、4500冊という数字をどうやって見出したのでしょうか?

(ア)適当(紙の高さとか、見た目とか、思い込みとか
(イ)ナンバリング番号末尾の合算
(ウ)実際に数えた

仮に、(イ)によるものと仮定します。

1番からの冊数をX番までと置きます。
10000番からは12519番。すなわち2520冊あります。
さて、4500冊と思いこむためには、Xは何番?

簡単ですね。4500-2520=1980番ですね。

・・・・あれ?3800番なんて到底届かないぞ?

まとめ

個人的には、作業がグダグダだった、では想定できないような、変な事項が起こっていたようにも見えます。
一方で、私の想像をはるかに超える、事務的作業グダグダ、ダメダメなだけかもしれません。正直、このあたりの感性は、人によって大きく変わるのでは?とも思います。(なので私も意見は今回は書きません)

皆様はどう感じられましたか?
今回はこれぐらいで。

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