How Finance Works 読書メモ

ファイナンスの本は過去何度か読んだことがあるのですが、正直、理解度は今一つ。仕事でもファイナンスの知識が必要になるので、本書を読んでみることにしました。

本書は、ハーバード・ビジネス・スクールのオンラインのファイナンス講座を教科書としてまとめた内容のようです。Amazonのレビューで、実際のケースを用いてファイナンスの考え方を平易に解説してあるため、読んでいて面白く読みやすいという評価が多かったため、選びました。日本語版は2020年2月に初版が発行されたばかりのようです。

読み終わっての感想は、レビュー通り、非常に読みやすく、私のような初心者には、丁度良い内容でした。読書後の学びを備忘録のために、記しておきます。

第1章 財務分析入門 の内容から
・財務データから企業を当てるクイズを用い、財務データから読みとれることを学ぶ
・サービス業であるUPS、サウスウエスト航空、フェイスブック etcには在庫がない
・資産勘定の「その他資産」には、買収後ののれん代(被買収先の保有資産の金額価値と、実際に買収時に支払われた金額の差)が含まれる
・BtoC事業の売掛金回収期間は、一般的にBtoB事業よりも短い
・優先株と普通株、優先株は債務と株式の両方の要素を持つハイブリッド証券
・流動比率:流動資産/流動負債、
・当座比率:現金、有価証券、売掛金/流動負債、流動比率と違い在庫を含まない。在庫の陳腐化リスクが高い事業にはこちらのほうが適切
・ROE:純利益/株主資本=売上高当期純利益率(収益性)×資産回転率(生産性)×株主資本資産比率(レバレッジ)。3要素への分解をデュポン分析という
・ROE、収益性、生産性、レバレッジをそれぞれ異なる業種間で比較すると、ROEが最もばらつきが小さい。これは業種が異なっても、株式市場で、投資先としての競合があるため。
・ROEを指標として使う際の問題点の一つに、仮に収益性・生産性が低くても、高いレバレッジをかければ、ROEが高く見えてしまう点がある。
・レバレッジによる影響を除いて収益性を見たい場合は、ROC(ROIC)が妥当。Return on Invested capital(総資本利益率)=EBIAT/(負債+株主資本)
・EBIT:Earnings before tax and interest。会計用語でいう営業利益と同義。
EBITを使うことで、税率・資本構成の異なる企業間での業績比較が可能。
・EBITDA:Earnings before Interest, tax, depreciation, amortization。営業利益に有形、無形資産の減価償却費を足し合わせたもの。
・インタレスト・カバレッジ・レシオ:EBIT÷金利費用
・在庫回転率:売上原価/在庫。レストラン、生鮮食品スーパー等は一般的に高い在庫回転率を示す
・債権回収期間:売上/売掛金×365

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