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公社流体力学『粘膜少女戀愛綺譚』紹介 (演劇だよ)

あらすじ
 皮膚から粘膜が異常分泌する少女、光。そのせいでいじめられているし病気も治らない。
 こんなゴミみたいな世界だいっ嫌い。
 廃墟で出会った女性に一目ぼれ。すぐに恋人同士になる。
 それ以来日常は狂い世界は壊れていく。彼女の仕業に間違いない。
 彼女は人間じゃない。一体何者なの。
 破滅していく世界で彼女の正体を考察していく。
 それはそれとして彼女が好きなのでずっとイチャイチャしてる。
 電波系、百合演劇。
 
会場 兎亭(江古田)
上演時間 75分(そこからプラス・マイナス5分、アドリブ次第だね)
日程5/29、 6/11、 7/9
料金2000円(ただし5/29だけ1000円、安い!)
予約
 
以下駄文

 出演者は例によって私(男、永遠の17歳)一人。美女と美少女頑張ります。
朗読見世物というひたすら観客に向かって一方的に話しかけるパフォーマンスの本公演4作目。
 せんがわ劇場演劇コンクールとグランプリ受賞公演を経て初となる新作公演。4年ぶりにホームグラウンドの兎亭で公演。
 最近の公社さんアングラ感ないねって言われたのでアングラ感マシマシでお送りする。
 
電波系の作品を作ってみたかったのよ。嗚呼電波系。
 昔からね三大電波ゲーである『終ノ空』、『ジサツのための101の方法』、『さよならを教えて』の世界観いいなぁと思ったり(あらすじを書いてる文章を読んだだけでプレイしたことはない。R18なので検索注意)、
秀児時代のcali≠galiの曲聞いてたり(「発狂チャンネル」最高。今の石井秀仁時代でも「マグロ」とか大好き)、
アーバンギャルドはメンヘラだからちょっと違うかもだけど好きだし。『CHAOS;HEAD』アニメ版の支離滅裂な感じが好きだったりした。
 しかし、明確に作品を作りたいと思ったのは
 『serial experiments lain』、電波系の最高傑作と呼ばれるアニメとの出会いだ。
 タイトルは知ってるが見たことない作品をニコニコの一挙放送でまとめてみて世界観にノックアウト。1998年、まだ家庭用パソコンが大きく普及する前に放送された作品。
 
 情報端末NAVIが普及する時代。とあるビルから一人の少女が飛び降りる。
 玲音という平凡な中学生の少女はNAVIを買って貰ったが、そこに死んだ少女からメールが届く。やがて、現実世界と仮想世界が解けていき玲音と同じ顔をした存在が現れる。
  
 ネットによる現実の侵食というテーマからやがて神話に至る。壮大且つ難解な物語、全編にわたる薄暗い雰囲気。玲音って結局何だったの。理知的にして悪夢的。こんな作品を私も作りたい。そう思って、今がその時だと思い作ってます。1話はGyaoで無料で観れる。
 
 直接的な影響はない。オマージュではない。ただ私が受信した電波を美少女至上主義という思想で皆様にお届けするという。
 この醜い世界で愛し合う魂二つの美しさを魅せる。
 アナタとワタシのセカイ系。 
 
 オタクだから一度でいいから世界滅ぼしてみたいよね。あと、皆一度は自分の指の骨折ってみたいよね。だから折るシーン入れたよ。本当には折らないけどね。直接的なグロはないからな、安心してくれ。
 公社は素舞台を愛しています。裸一貫で皆様に電波をお届けします。
 でも、小道具は6年ぶりくらいに使います。(短編だとオルギア視聴覚室とかでやってるけど本公演だと本当久しぶり)。前回公演があまりにも写真映えしなさ過ぎて悲しくなったので(評判は良かったけど)、写真映えしたいなぁって。まぁ、本番になってやっぱり使わないという可能性めっちゃあるんやけどな。

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