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ヤバすぎる!気づかれずに世論を操作するSNSプロパガンダの手法

プロパガンダツイートの特徴


前回は怪しいプロパガンダツイート、フェイクニュースの見分け方について説明しました。今回はプロパガンダツイートの解説をしていきます。

おさらいしますと、ジョージア工科大学の研究によるとプロパガンダツイートには以下の4つの特徴があることがわかっています。

1大量のツイートが短時間に投稿されている
2リツイートばかりで、それ以外のアカウント主のツイートが少ない
3他人が投稿したツイートを間髪入れずにリツイートしている
4無関係に見えるユーザーが、同じトピックについてほとんど同じメッセージをほぼ同時に投稿している


最初の特徴はわかりやすいですが、2~3は意外と見落としがちになってしまう特徴なので注意が必要です。


複数のアカウントでトレンドを狙っている

これらの特徴は、同じワードやタグを短時間に大量にツイートしてトレンドに登場させるのが狙いです。

トレンドにさえ乗れば、スパムアカウントのフォロワー数に関係なく、大量のユーザーに内容を届けることができますからね。

しかし、1つのアカウントだけで大量ツイートをしても意味がありません。そこで複数のアカウントが使われるのです。


反論を出させない、バズらせない

またこれをすることで、プロパガンダツイートに対する反論を押しとどめるという効果もあります。

反論のほうがバズってしまえば逆効果になりますから、複数のアカウントを使って、多くの人がプロパガンダツイートに賛同しているように見せかけるわけです。恐ろしいですね。

こうして多くの人が賛同していると見せかけることで同調効果が起こり、純粋なユーザーを巻き込むこともできます。洗脳に近い心理操作ですね。


触れられたくない話題から世間の注目を逸らす

このプロパガンダツイートには、実はもう一つ恐ろしい使い方があります。それは、触れられたくない話題から世間の注目を逸らすということです。

損をするような話題や噂が出てしまったら、あえて別の論点や関係のない話をバズさせて世間の注目を変えてしまうのです。これは古くから使われているプロパガンダの手法で、マスコミもよくやる手ですね。

というわけで、4つの特徴を持っているアカウントやツイートには気を付けてください。

恐ろしい話でしたが、しかし逆に言えば、ここまで分析できているのですからTwitter側で十分な対応もできるかと思います。

→元記事はこちら:https://kruchoro.com/post-8204/

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