📌海外に行ける幸せ
この頃、海外に行けるってすごく幸せなことなんだな〜と改めて実感しています。
本当にただ私の思ったことを綴るだけですが、ここでは私の①海外に行けなかった数々の出来事②それで気づいたこと に分けて書いていきます。
①海外に行けなかった数々の出来事
私は旅行が大好きで海外も然りなのですが、海外に行く機会を何度も奪われ、逆に自分から奪った過去があります。
高校では県立の国際高校に通っていたのですが、豊富な海外プログラムがあったにも関わらず、短期留学などで数十万かかり親に負担をかけることや英語が極端に苦手だったことから、私には「行く」という選択肢がありませんでした。端的に言えば消極的で、行かない理由を探していたようなものです。
そして、高校の修学旅行にはグアムに行く予定だったのですが、ちょうどそのとき国際問題が浮上しやむを得ず断念。運が悪かったとしか言いようがない最悪のタイミングでした。それが初海外だったわたしの手元には、うきうきしながら新規に発行したパスポートだけが虚しく残りました。
そして大学生になり、新しいことを始めたいと2年生になって海外ボランティアサークルに参加しました。フィリピンの小さな村に約1ヶ月滞在し、学校で授業をするというもので、仲間とともに数ヶ月間必死になって毎日準備を進めました。
しかし、出発約1ヶ月前、忘れもしない2020年2月2日に渡航を断念することになりました。新型コロナの世界的蔓延とタール火山の噴火が原因でした。決断をしたその日は隊の仲間と声が枯れるまで泣き、その悔しさは今でも忘れられません。
②それで気づいたこと
と、長々と私の苦い思い出話をしましたが、何が言いたいかというと
海外に行けるって幸せなんだな
ということです。本当にこれに尽きます。
国際問題、自然災害、今ならウィルスの蔓延ですね。全ていつ起こるかわかりません。
コロナが落ち着いて、いざ海外へと思ったところに大型地震が来て、飛行機が飛ばなくなることだってあると思います。
飛行機に乗り、行きたい地に降り立つことができるのがどんなに幸運であったか...今この時期だからこそよく感じさせられます。
この先どうなるかわかりませんが、なにはともあれ私たちは世界を狂わせたこの激動の時代を生きたわけです。この苦しみや辛さは他の何にも変えがたいものではないでしょうか。
だからこそ、これから先、私たちはより一層「旅」というものを大切に考えられるだろうし、苦労した分楽しんでやるんです。
飛行機に乗って、知らない地の風を感じられるって、ものすごく幸せなことだったんですね。
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