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六道慧の花暦 タイトロープ(2)

朝日文庫の新シリーズ『黒崎警視のMファイル』。
初校のゲラが無事、届きました!
まずは良かったです。ほっとしました。初校ゲラには担当編集者と校正者さんのチェックが入っており、それを参考にしながら直していきます。気を遣うのは、会社名や警察の所轄名かな。反社会的勢力を思わせる会社名は、実際に使われている会社名と同じにならないよう調べていただきながらになります。

それから所轄名も、以前は実在の所轄名を出していましたが(リアリティがあると思いまして)、最近はチェックが入るようになりました。そのため荒川区の所轄というように曖昧にしています。もしくは架空名をつけるかのどちらかですね。地名も架空にすることが多くなりました。
けっこう大変です。

そんな中、もうひとつ嬉しいニュースが。
徳間文庫から4月に刊行された『警視庁特殊詐欺追跡班』。これも新シリーズなのですが、2巻目があるかどうか、タイトロープ状態でした。担当編集者に連絡したところ、「電子書籍の動きは、いつも通りにいいので、2巻目もお願いします!」とのことでした。

読者のみなさんのお陰です。忘れずに電子書籍の方でお買い求めいただきまして、本当にありがとうございました!
(ツイッターには、紙の本を買ってくださった方が、新刊をアップしてくださっていました。こちらも感謝です!)。
嬉しかった。なんとか次に繋がりました。

さて、朝日文庫のタイトロープ、綱渡り状態は5分の1程度まで進んだでしょうか。すでに『黒崎警視のMファイル』を脱稿した時点で、徳間文庫の資料読みは初めていました。次がどうなるかわからないのにね(笑)。なるべくいつも通りに過ごすのがいいと思って……。

2020年5月11日の朝日新聞に『離島の医療 綱渡り』という記事がありました。島唯一の診療所に医師は一人だけ。感染者が数人でも医療崩壊の恐れがあるそうです。島民の方々は、不安な日々を過ごしておられることでしょう。私は関節リウマチの持病があるため、定期検診が欠かせないのですが、今回はオンライン診療にしていただけました。助かりました。

どこもかしこもタイトロープ状態です。具合が悪いとき病院に行けるだけ、行ける病院があるだけ、ましなのかもしれません。こういうときって、色々考えますね……。
手洗い、うがいを忘れずに。
頑張りましょう!

#綱渡り #感謝 #応援 #新刊 #タイトロープ

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