韓流ショップのお仕事内容

こんにちは!

今回は。。
韓流ショップでのお仕事ってどんな感じなのか
をテーマにお話したいと思います。

僕が韓流ショップでお仕事していた頃は
韓流ショップで働いてみたい、という
特に女の子が多かった気がします。

僕が店長をしていた頃も
よく日本人の20代前半の女性から
アルバイトや社員の求人応募がありました。

あの頃は
k-popブームが絶頂の頃だったと思います。
現在はほとんど無くなってしまったと思いますが
当時は色々な人気k-popグループが総出演するイベントが
東京ドームなど大きな会場でよく催されていました。

あと
「イケメンですね」というドラマの影響も大きいと思います。
あのドラマが日本に上陸してから
これまで、どっちかというと40〜70代の女性層中心だったのが
10〜30代の女性も加わって
新大久保の街中は足の踏み場が無いといっていいほど
大きな賑わいを見せていました。

少し話が逸れますが
あの当時は
韓流ショップを経営しているような会社とか
韓国から輸入して日本で販売する
韓国のコンテンツを取り扱っている会社は
ボロ儲けの時代でした。

当時は円高でもありましたし
韓国から安く仕入れて
日本で高く売ることが可能で
利益がものすごく出ていました。

僕が勤めていたお店を運営していた会社でも
定期的にかなりのボーナスが出ていましたし
羽振りは良かったですよね。

それが、日本と韓国の政治上の関係がギクシャクしてきたり
安倍政権になって円安になってくると
韓流ブームに冷めてくる一般層も増えてきて
物は売れなくなるわ
韓国で仕入れるのにコストがたくさんかかってしまって
利益が少なくなってきたり。。。

僕は韓流ブームが始まって終わるまで
一連のブームの渦中の期間に
まさに韓流カルチャーのど真ん中にいましたから
天国と地獄を肌で感じたような気がします。

さて、少し話が逸れてしまいましたが

韓流ショップのお仕事とは
基本的には
小売店のお仕事と同じようなものです。

レジ
商品の陳列、補充
フロアで商品のご案内
接客
電話応対など

そこに
正社員になったり
色々仕事を任されるようになると
仕入れ
店内POP作成
など色々なものが加わってきますね。

新大久保の韓流ショップの客層は
日本人7割、韓国人3割くらいでしょうか。

韓国人のお客様もかなり多いです。

私が働いていたショップでは
現地の新聞も販売していました。

当日の新聞がその日の夕方に入荷されます。

これが結構人気があって
夕方前になると
新聞の入荷待ちのお客様が
店内にぞろぞろいるという光景も
珍しくありません。

僕が働いていたお店は
俗にいう「韓流ショップ」という感じではなく
韓国文化の総合専門店のような感じだったので
韓国人のお客様もかなり多かったですね。

普通の韓流ショップはそんなこともないと思います。

僕の働いていたところは
そういう部分では特別な性格を持ったお店でした。

韓国人のお客様は
大半が在日の方が多いので
日本語会話はペラペラな人が多いです。

なので大体は日本語でいけるものですが

まだ日本に来て間もない韓国人も
よく来ることがありました。

そういう人には
当然韓国語で会話する必要が出てきます。

僕が韓流ショップに入りたての頃は
そういうお客様が来ると
周りの韓国人スタッフに
接客を代わってもらってました。

もう周りの韓国人スタッフの助けが無いと
仕事にもなりません。

今考えれば
よくもまあそんなに韓国語が話せない状態で
そのような世界に飛び込んだなあと思います。

若いってすごいな。

そのようななかで
必死に韓国語を勉強しました。
仕事を上手くできるようになりたくて。

韓国語の勉強については
また別の回のコラムでじっくり書きたいと思いますが。

僕がやってきた勉強のやり方は
まず
基本知識を習得している、といえる範囲をカバーしている
資格を取得することを目標にしました。

それを取得した後は
同僚の韓国人スタッフに手伝ってもらって
仕事が終わった後
カフェなどに行き
韓国語の会話の練習に付き合ってもらいました。

そんな積み重ねで
韓国語の会話もスムーズに出来るようになっていきました。

そんなこんなで
韓流ショップのお仕事では
韓国人のお客様との接客も多くあります。

また、よくあるのが
日本人のお客様に商品をご案内すること。

ご来店される日本人のお客様は
何かしら韓国現地版のマニアックなCDを
探しにいらっしゃる方が多いです。

そのお探しのCDがあるコーナーにご案内し
そのうえ
そのジャケットに韓国語で何て書かれてあるのか
それも解説する必要があります。

このお仕事がかなりのパーセンテージを占めています。

なので
韓流ショップのお仕事は
日本と韓国の架け橋ともいえると思います。

日本人お客様が求めているものを
解説するために
韓国語スキルは必須です。

このあとの有料部分では

★このブログを始めた動機
★韓流ショップの勤務シフトの特徴
★職場の連絡メモも韓国式
★韓国と日本での音楽コンテンツ販売スタイルの違い
★新大久保の韓流ショップの客層
★韓国語はスラングが多い
★店での商品陳列のやり方も韓国と日本で違う

について書いております。

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