この時代に大切なことはすべてLucy Thomasさんから教わった。
いや、全てではなかったです。
すみません筆が滑りました、いや指が滑りました。
ところで、Twitterでつながっている方は私がLucy Thomasさん推しだということはご存知でしょう。
ものぐさな私ですができることなら一度デュエットしてみたいし、そのためなら3ヶ月くらい真面目にボイストレーニングしてもいいと思うくらい、魅かれています(そんなんじゃ足らんわ)。
そんな私は地域でコミュニケーションに関わるしごとをしてましてね。
同業他社の方ともお付き合いがありまして。
その他社の偉い方から相談されたりします。
「zoomって、苦手なのよねー
どうやったらうまく話せるようになりますかねー?」
あんたもコミュニケーションのプロやろ自分で考えー…と心の中で思ったのは置いておいて。
そういえば去年の今ごろ、私もそう感じていたことを思い出しました。
Zoomなどウェブ会議の画面ではマス目状態で会議参加者の皆さんがひな壇になっています。
みんなこっちを見ています。
ふと我に返ればなかなか怖いシチュエーションです。
それぞれの参加者は発言者を見ているわけです。
だからしっかり見ている。
ということは、ほとんどの人は今発言していない私を見ているわけではない。
でも全員の眼差しがまっすぐこっちを見ている。
考えると違和感ありまくりですね。
まず最初のステップとして、この視線が気にならなくなればいいのです。
勝手知った相手ばかりなら、みんなでカメラをミュートにすればいいのですが、公的な会議ではそういうわけにも行かない。
特に挙手などで決を採るなどの会議であれば。
さて、そんな困難な状況を意識していただいたところで、アイスブレイクです。
Lucy Thomasさんの新しめの一曲「There You’ll Be」をどうぞ。
さて、zoom会議やTeams会議を多用し始めたころ。Lucy Thomasさんの歌をYouTubeで視聴していて大事なことに気づきました。
こちらがしっかり画面を見ているから疲れるし、
全員の視線が集まっているのを見ながら話すから緊張するんだ、と。
ポイントは「目を逸らす」でした。
人の話を聞いている時に目を離すことはありますね。
もうひとつ。
こちらが話している時も、画面(カメラ)から目を離す。
ただし表情や身振りはきちんとやる。
カメラを意識しつつ発言中に目を離して、身振り手振りしていると、
意外と発言内容に集中できるのです。
いうべきことが脳内で明確になって「その世界を伝えるために演じている私」という境地にも至ります。
そこまでいくと、zoomなどのウェブ会議の発言がとても自然にできるようになります。
皆さまもLucy ThomasさんのYouTube映像を参考にしてみてください。
オーディション番組登場のころからの映像を時系列的に見ていくと、彼女自身もそのスキルが回を追うごとに上手くなってきています。
近い業種だからか、Lucy Thomasさんをプロデュースしているプランナーが考えていることが手に取るようにわかります。
全世界的にウェブ会議が増えた昨年春からYouTubeにアップされるプロモート映像にブーストがかかってきました。
多くは彼女一人で、こちらのカメラに向かって歌います。
画面の向こうとこっちでバーチャルに一対一の関係を結びます。
この世界的なウェブのトレンド、しかも最先端のなんちゃらではなく、世界中のウェブを多用する一般生活者の生活実態の変化とメンタリティの変化をしっかり捉えた構成。
なかなかやりよりますな。
※本文中の画像はLucy Thomas MusicによるYouTubeアップ映像「There You’ll Be」のキャプチャー画像です。
※私的にはLucy Thomasさんの映像を見続けた結果、ウェブ会議用にマイクとライティングが必要か、とまで思っています。
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