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良いリーダーになるために抑えておく3つのポイントとは?

はじめに

わたしは、高卒でブライダルの専門学校に行き、その後新卒でわりと大手のブライダルの会社に入社をしました。6年くらい現場でお仕事をしていましたが、主にサービスの責任者を5年くらいはしていました。

一番初めに責任者になった時は、22歳とかだった気がします。

結婚式のサービススタッフって、意外とアルバイトの方が多いんですよね。主婦とか、ダブルワークの方とか、大学生とか。5年で4会場を渡り歩き、アルバイトの人数で言うと、多分ですが500~600人くらいの人と関わってきたかと思います。

なので、サービスの責任者をしていると、チームづくりみたいなものは必須になるのですが、そもそも良いチームと、そうでないチームの違いとは何か?

若いリーダーが抑えておいた方が良いなぁと思うポイントはなにか?について、少し考えてみました。

結論から言いますと、

-ダメなことが明確
-2番手やキーマンとの関係性
-改善までのスピード

と、大きくこの3つかなと思っています。もちろん細かくはほかにもあると思いますし、業界によっても違うと思いますが、優先順位的に抑えておいた方が良いポイントとして、わたしはこの3つは大切だと思っています。

あくまでも自論です。

ダメなことが明確

チームのメンバーからの不満や、辞めたいですという声が上がるときの理由として多いのは、「人によって言う事が違う」とか「言い方がきつい」とかだなぁと思います。

チームの目標とか、方針とか、スローガンとか、色々と設定することはあると思うのですが、意外と「これだけはやってはいけない事」を決めている事って少ないのではないかと思います。

もう少し噛み砕いていうと、「これをやったら怒られる」ということです。

メンバーやスタッフを叱責する基準をしっかりと設定しておくと、怒られた側も、気分や感情論じゃないと分かる。かつ、納得感があるのでは?と思います。

また、自分がいないところでも、「それってダメじゃない??」と先輩が後輩を、同僚同士で、指摘しあえるようにもなり、自分がいなくても良い循環が生まれると思います。

例えば、

-時間は守ろう!
-返事をしよう!

とかでも、良いと思います。

特に、自分は感情論で怒号を浴びせてしまいがちだと思っているなら、自分のためにも「やってはいけない事」を設定すると良いのではないかと思いました。

やる気を出そう。とか、お客さまを見よう。とか、なるべく、ふわっとしたものじゃない方が良いと思います。

2番手やキーマンとの関係性

個人的にはこれが一番大事だと思っていて、特に若くしてリーダーをする人たちは、めちゃくちゃ重要だと思っています。

恐らくチームメンバーの中には、バイトリーダー的な人や、昔からの歴の長いスタッフがいるチームって多いのではないかと思います。

自分なんかよりも、この2番手として支えてくれるスタッフや、チームの中でのキーマン(裏番長)を、うまく活かしながら、チームの戦力や能力を最大化していくことが、チームの成長への近道だと思っています。

2番手やキーマンは、おそらく大きな権力や発言力を持っていて、強引に力づくでチームの方向性や、決まったことなどをゴリっと変える事すらできるのではないでしょうか?

もちろんトップダウンで、それを押さえつけることもできるとは思いますし、もっとひどい言い方をすると首にすることだってできると思います。

ですが、そうではなく、共存していくことで必ずチームに良い影響を与えてくれると私は思っています。なぜならば、経験値やスキルが非常に高く、影響力が大きいからです。

つまり、この2番手、及びキーマンの関係性をうまく築いて、賛同を得ることで、チームへの浸透スピードなどが格段に上がるのです。

ただ、賛同を得るための手段を強引に進めようとしてしまうと、必ず失敗してしまうので、地道に地道にどぶ板営業で、信頼関係を築き、困っている事に耳を傾け、うまく頼りながら、賛同を得る必要があると思います。

若いリーダーさんは、絶対に必須です!

改善までのスピード**

これは、リーダーやマネージャーがどこまでの権限を持っているかにもよりますが、メンバーから上がった声や、改善してほしい事。これは必要な備品や道具をそろえたり、修繕の対応なども含まれますが、

こういった声に、いち早く向き合って、改善を実現するか否か。

これが早いと、格段に信用がたまるのと、今後も積極的にこういった声を上げようという意識が芽生えます。

声を上げようという意識が芽生えると、お客様の声に耳を傾けたり、今までは気にならなかった事でも、色々と考えるようになったりします

例えば、
何となく見ていた床の汚れや、物の破損、そういえば最近よくお客さまからこんなこと言われるな。という指摘など。

リーダーやマネージャーだけではなかなか把握できず、逆にアルバイトや、他のメンバーにしか見えていないようなことがあると思います。

「わたしみたいな1アルバイトが、こんな事言っても・・・」「言っても改善してくれないし」「もう半年くらい前からずっと言ってるけど」

こんな声がメンバーから聞こえてくるチームは、かなり危険ですね。

もちろんなんでもかんでも、答えることが良いわけではないと思いますので、一度揉んで、検討したうえで不必要と判断をしたのであれば、そのけいいを 丁寧にわかりやすく説明をする。

なんの説明もなく意思決定を勝手にしていると、もう何も意見は上がってこなくなると思います。

また、実現するには必要な経費が掛かってくると思いますが、その決済権が自分にないのであれば、しっかりと自分が決済者にプレゼンをして、実現をする。

そこはリーダーやマネージャーの責任だと思います。

さいごに

というわけで、もちろん他にもあると思いますし、これはあくまでもぼくの自論ではありますが、

-ダメなことが明確
-2番手やキーマンとの関係性
-改善までのスピード

こちらの3つが、抑えておいた方が良いポイントとなります。

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