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2020年2月のよかったアルバム15枚

2月はこれらを聴きました。どれもオススメです。

ジャズ6枚、クラシック4枚、J-POP3枚、R&B1枚、ロック1枚。計15枚。
(その内、声楽・合唱1枚)

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また今年リリースされたアルバムは14枚、2020年以前のは1枚。
以下、順不同に感想とメモ
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1.
Belle Époque
Daniel Hope

February 7, 2020
Deutsche Grammophon (DG)
Classical

ベル・エポック時代の曲を演奏したアルバム。バイオリンのハスキー具合も調度よい。心地よい。

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2.
From This Place
Pat Metheny

February 21, 2020
Nonesuch
Jazz

メセニーきちゃああ。いつもの安定性あるメセニー。キャッチーさでは2014年のアルバムKinに近い。ドラムはAntonio Sanchez、ベースはLinda May Han Oh、ピアノはGwilym Simcock。どれもかみ合ってていい。

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3.
Soley
Grégory Privat, Chris Jennings, Tilo Bertholo

January 31, 2020
Buddham Jazz
Jazz

仏領マルティニーク出身のピアニストによるアルバム。マルティニークは場所どこかと思ったらカリブ海の島なのね。宣伝文句に『カリブのエモーションとフランスのエスプリが融合』、『フレンチ・カリビアンのリズム』とあったけどよく分からん。ピアノの左手のリズムは独特だけどこれカリブっぽいってことかな。初めて聴いた時、中東系の人だと思ってしまった。コーラスのような声も入っていてキャッチー。

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4.
Playing Gershwin
Iiro Rantala, The Deutsche Kammerphilharmonie Bremen & Jonathan Bloxham

January 31, 2020
ACT Music
Jazz

フィンランド出身、ACTを代表するピアニスト、イーロ・ランタラと、ドイツ・ブレーメンの管弦楽団 The Deutsche Kammerphilharmonie Bremen (DKPB) との共演。(原文ママ)
抑揚のあるアーティキュレーションいい。

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5.
The Melancholic Bach: Music for Viola da braccio and Harpsichord
Aarón Zapico and Emilio Moreno

January 17, 2020
Glossa
Classical

ヴァイオリニストとチェンバロ奏者のデュオによるバッハ。
落ち着く。

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6.
The Jingle Workshop: Midcentury Musical Miniatures 1951-1965 (feat. Dorothy Collins)
Raymond Scott

January 10, 2020
Modern Harmonic
Jazz,  JazzVocal

20世紀のアメリカの作曲家レイモンド・スコットのジングル曲集。タバコのラッキーストライクのジングルもある。メル・トーメがVoを担当してたり。どれも面白い。
mp3配信は2020年1月だが、CD発売日は2019年11月29日だった。追記

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7.
Scarlatti: Stabat Mater - Campra: Requiem
John Eliot Gardiner

January 24, 2020
Warner Classics
Classical, 合唱

大御所ガーディナーの1984年と1979年の録音。カンプラのレクイエムの録音は別のアルバムで既出、スカルラッティのスターバト・マーテルとそれに続く3曲の合唱曲が初めての収録になるかな。間違っていたらすみません。
カンプラのレクイエム、初めて聴いたがこんなにいいものだとは。曲が歌う喜びに満ち溢れてる。というか歌いたい。ジェズアルドとクレメンス・ノン・パパのアカペラ曲もいいなあ。いい演奏は何年経ってもいいということで。

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8.
私は月には行かないだろう
踊ってばかりの国

2020/2/19
FIVELATER
J-POP

シューゲイザーと言っていいのかな。音の洪水が心地いい。それにしてもすぐにでも死にそうな浮遊感のある曲作るなあ。いい意味で。クロール好き。

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9.
ZOO!!
ネクライトーキー

2020/1/29
Sony Music Labels Inc.
J-POP

楽しいロック。

どれもキャッチーでポップ。よく使われる表現におもちゃ箱をひっくり返したような音楽というのがあるが、ネクライトーキーはまさにそんな音楽。楽器が縦横無尽にワチャワチャしてるのが楽しい。同時にうるさくなり過ぎないように静と動の静の部分もあるのがメリハリあって気持ちいい。
Voの声が特徴的。真っ直ぐでよく通る声。
10. 渋谷ハチ公前もふもふ動物大行進は名曲。
この作詞作曲かつプロジェクトリーダーの方は「石風呂」名義でボカロPやってた人。いいよねゆるふわ樹海ガール。

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10.
Stanford: String Quartets, Vol. 3
Dante Quartet

January 17, 2020
SOMM Recordings
Classical

チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードは1852年生まれのアイルランド人の作曲家。この作曲家、初めて知ったが自制の効いた曲書くなあ。調和が取れてて自分好み。「ブラームスに水を足したようなものだ」という批判があったというのをチラっと見たがブラームス御大に水を足した程度ならそれは最大の賛辞なのでは。個人的にはブラームスっぽさ以上にメンデルスゾーン的なまとまりが琴線に響く。
もちろん演奏も落ち着く調和の取れたいい演奏。

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11.
Goldress [Explicit]
YellowStraps

February 7, 2020
Haliblue Records
R&B

ベルギー/ブリュッセル拠点のエレクトロ・ソウルトリオ YellowStraps。
落ち着く。

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12.
oar
角銅真実

2020/1/22
UNIVERSAL MUSIC LLC
J-POP

パーカッション奏者/シンガー・ソングライター、角銅真実。
ハスキーな声。全体的に癒やされる。

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13.
Unraveled
Aubrey Johnson

2020/2/5
Outside in Music
Jazz, JazzVocal

総合プロデュースはライル・メイズ。演奏には参加していない。曲がどれもいい。口ずさみたくなる。

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14.
El Dorado
Marcus King

January 17, 2020
Fantasy
Rock

ソウルフル。格好いい。


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以上は2020年以内にリリースされたアルバム
以下は2020年以前のアルバム
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15.
The Ludwigsburg Concert
Lyle Mays Quartet

September 25, 2015
SWR Jazzhaus
Jazz

急に聴きたくなりました。

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以上
順不同です。
ジャンルの分類とレーベルはamazon.com(アメリカ)に従いました。

眠い。
とっぴんぱらりのぷぅ。


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