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井上公造です。

関東の1都3県では緊急事態宣言が再延長中です。新型コロナウイルスによって生活が激変したこの1年。気軽に海外に行けなくなってしまい、気が滅入っている人も多いのではないでしょうか。ハワイが大好きなボクも、もれなくその1人で、あの海を思い出してはため息をついています。

この数十年、取材のために年末年始にハワイ入りするのは、1年のスケジュールに自然と埋め込まれた恒例行事となっていましたが、プライベートでもハワイには本当によく行っていました。取材以外に年に2回ほど、少し長めの休暇を取ってリフレッシュし、日本に戻ってまた仕事を頑張る…の繰り返し。ボクの“アナザースカイ”は間違いなくハワイです!

最後に行ったのは昨年2月中旬。「とんねるず」木梨憲武さん&安田成美さんご夫妻と餃子とパーコー麺がおいしい中華料理店で偶然、隣の席になり、「目玉焼きには何をかけるか」のトークで盛り上がったのを覚えています(笑)


それにしても、コロナによってこんなに世界が変わってしまうとは、想像もしていませんでした。もちろん、今でも72時間以内にハワイ州指定の医療機関でPCR検査を受け、陰性証明の取得さえできれば、入国後、自己隔離期間を免除してハワイを満喫することはできます。ただ、日本に帰国してからが大変。2週間の自己隔離期間を考えると、リスクも含めて以前のように気軽に行けるわけではありません。


それはタレントさんも同じだと思います。仕事がある限り、なかなか都合をつけるのは難しいもの。ハワイ好きのタレントさんといえば、木梨さんしかり、長嶋一茂さん、笑福亭鶴瓶さん、ヒロミさん、カンニング竹山さんなどが有名。皆さん、“ハワイ愛”あふれるハワイツウだけに、ハワイトークをしていると本当に楽しいし、ますますハワイが好きになります。

それぞれ現地に友人・知人も多く、行きつけの飲食店がたくさん。タレントさんの中には、コロナでダメージを受けている現地の飲食店をサポートしようと、クラウドファンディングを立ち上げている人もいて、まさに、大切な人、大切な場所を守るために活動していると聞きます。


そもそも、観光業で成り立っているハワイだけに、観光客がいなくなると、現地で暮らす人たちの生活は本当に大変。飲食業は言うまでもなく、旅行業やホテル業、旅行や仕事で滞在する人のためのコーディネーター業、ウエディング業、不動産業など。一口にウエディング業と言っても、式場、プランナー、ヘアメイク、カメラマン、フラワーアレンジメント、食事…と関わる人は多岐にわたります。不動産業も日本人を相手に個人でビジネスをしている人は多く、先が見えないこのご時世、なかなか厳しいと思います。


…と、そんなわけで、行けないからこそ余計に募るハワイへの思い。ハワイ好きで顔を合わせるたびに、「秋ごろには行けるかな」なんて言葉を交わしていますが、まだまだ先は見えません。

ちなみに、写真は現地の知人から最近送られてきたもの。皮肉なことに、観光客が減ったことで、海と空がいつも以上にキレイ。あぁ、あの波の音が聞きたいなぁ…とまたため息をついています。

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