自己肯定感爆上がりの舞

 自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり[1]、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である[2][3][4][5]。

(以上wikipediaより引用)

 自己肯定感を高めることは、現代社会を生き抜くうえで必須のスキルといえるだろう。特に最近のコロナ禍の生活においては他人との交流が立たれる場合が多く、自分の存在意義を自分自身で確立し、自尊心を守らなければ精神的な苦痛にさらされることになる。コロナ鬱なんて言葉が少し前に流行ったが、そうしたものの背景がここにあると思われる。

 しかし、謙虚が美徳とされる日本においては自己肯定感を高める、つまり自分で自分を褒めることは訓練された行為ではない。恥ずかしい、難しいと感じる人も多いだろう。

 かくいう私も中学生のころまでは自分を褒めるのは「ダサい」と思って、無駄にストイックな人間を演じていた。自己肯定感を高めるコツを身に着けたのは高校に入ってからである。入学早々プライドをズタボロにされてからというもの、周囲のレベルの高さに圧倒される日々だった。自分はこんなもんなのか、ネガティブな考えが自分を支配し始める中、ふと一筋の光が見えた。何の教科のテストだったか忘れてしまったが、そこそこ良い点数を取れたのである。自分にもまだ道がある。自分をけなすにはまだ時期尚早だ。もちろん周囲から遅れている分野もある。でもダメな部分だけを見るのではなく、もっと視野を広く持ち、客観的に自分の長所短所を分析することが、自分を認めることにもつながる。そしてその力を使いこなせるようになれば、他人との交流においても相手をうまく褒められるようになり、友好的な関係を築けるのだ。「自分を愛さなきゃ他人も愛せない」と有名なアニソンも歌っているが、全くその通りである。

 話がそれてしまった気がするが、とにかく自分の尖った部分を探すことから自己肯定感を高めることは始まるのである。そして自分を褒めるときはとことん褒める。これが私が生まれて18年と6日かけて会得した精神管理術である。まとめると、こうだ。


「調子は乗れるときに乗れ」

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