休日の朝に戦争映画を観る

 いつもより少しゆっくり起きる。普段なら急いで朝飯の用意をしてyoutubeの更新を確認するところだが、今日は日曜日。からっとすがすがしく晴れた冬空を確認して、布団にくるまった。私の将来の夢が「休みの日に朝から広い公園をカメラ片手に散歩し、途中おしゃれなカフェに立ち寄ってフレンチトーストと砂糖を多めに入れた甘いコーヒーを朝食にする」ことであることは一般によく知られているが、せっまい部屋で布団にこもっているようじゃ叶いそうもないなと思いつつ、なんとか抜け出して朝飯を済ませた。

 課題も授業も消化済み、昼からサークルだけど、それまで何をしよう。予習もしておきたいけど、今日はゆっくりしたい気分。そうだ、アマプラで映画を観よう!!確か、ボヘミアンラプソディが追加されていたはず...!

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で、選んだのがこれ。



 戦争映画を観た後、心が暗くなることは「あるある」だと思う。だからこういった映画は観るタイミングを考えなければならない。決して、清々しい休日の朝に観るものではない(個人の感想です)。

 私はこうした失敗を何度か経験しているが、全く学習していないようだ。以前朝8時から「ジョーカー」を観たときはその日一日(というかその後2,3日)憂鬱な気分でいることになってしまった。

 映画(に限らず音楽、小説など)に人の心を動かす力があることはもう十分に分かっている。サブスクリプションが普及している現代だからこそ、消費側は娯楽を享受する前に自分自身を見つめ直す必要があるなと感じる。



 ちなみに今日観た「1917 命をかけた伝令」、めちゃくちゃ面白かった。長回し風の演出があるとは聞いていたが、全編通して「明らかに時間の経過が認められるシーンチェンジ」が1回しかないのである。やべえ。2時間、主人公たちに連れ添っている感覚である。戦争の悲惨さを後世に伝えるという点でかなりの価値のある作品だと思った。

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