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鰻の蒲焼?

「また買ってきて食べようよ。」
「うん、美味しかったもんね。」
「ちゃんと鰻っぽかったし、とっても食べやすかったよ。」
「何より りこちゃんが嬉しそうに食べていたのがよかったー。」

こざる達が話しているのは、鰻の蒲焼きをイメージした魚のすり身で作った練り物です。

「りこちゃんは鰻の蒲焼きが大好きなんだけど、いわゆる流動食でなくても大丈夫なんだけど、やっぱり高齢だから 食べやすい、嚥下しやすいものをって いつも考えているんだ。」

りこちゃんは、売られている介護食は あまり好きではありません。とてもよく出来ていると思うのですが、やはりどこか味付けが違うのだと思います。
たぶん人工的過ぎるのだと思います。

「だから普通に皆が食べるもので、それで嚥下しやすく食べやすいものがいいんだ。」

以前は、本物の鰻の蒲焼きを潰したりしていたのですが、鰻は小骨も多く、ちょっと手間がかかります。

「そしたら、この商品をスーパーで見つけて、最初は 本物じゃないからなぁって躊躇したんだけど、でも食べにくくて手間もかかる本物よりも、食べやすくて美味しい方がいいんじゃない?って思ったんだ。」
「ちゃんとタレと山椒もついているし、ほんとよく出来ているんだ。」

鰻の蒲焼き、もちろん食感も関係ありますが、味はほぼタレの味かと…。
あのタレがついた御飯があれば、結構満足しているのかも?と思います。

「美味しく安全に食べられれば それが一番だよ。」
こざる達、うんうん頷きます。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
今は、介護食として作られていないものでも、美味しく食べやすいものが結構あって助かります。
よい毎日でありますように (^_^)

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