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鬱病を克服した私が、どうしても伝えたいこと

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#鬱病克服

⑭鬱病の人を助けたいあなたへ(5)いろんな制度の手続きをサポートする

⑭鬱病の人を助けたいあなたへ(5)いろんな制度の手続きをサポートする

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。

いろんな制度の手続きをサポートする私は鬱病になり、実家に引っ越しをせざるを得なくなった時、さまざまな手続きをしなければならなかったです。
たとえば転居届けなどの役所でしなければいけない諸々をはじめ、ネット環境の契約変更など、住所を変えることで、色々な手続きが必要でした。

でも、頭が回らないので

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⑩鬱病の人を助けたいあなたへ(1)否定せず、言いたいことを言わせる

⑩鬱病の人を助けたいあなたへ(1)否定せず、言いたいことを言わせる

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。

スマホが壊れるほどかけつづけた電話私は先述したように、最終的には本当にたくさんの方に救いを求めました。
特に、誰かと話さないと落ち着かない状況に陥っていた間は色んな人に相手をしてもらいました。

一番最初は自営業をしている上の兄に電話の相手をしてもらっていましたが、電話をかける回数が徐々にエスカ

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⑨鬱病で苦しむあなたへ(8)。みんなに頼っていい、鬱病は強くなれるチャンス

⑨鬱病で苦しむあなたへ(8)。みんなに頼っていい、鬱病は強くなれるチャンス

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。

みんなに頼っていい鬱病になった当初、私は親しい友人にも状況を話すのをためらっていました。
恥ずかしさ、迷惑をかけたくない、そんな理由です。
母も家族以外には迷惑だから言うべきではないと言っていました。

でも私は耐え切れず、これは私の性格上もあるかもしれませんが、ついには本当に多くの人に助けを求

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⑧鬱病で苦しむあなたへ(7)。いのちの電話はボランティア

⑧鬱病で苦しむあなたへ(7)。いのちの電話はボランティア

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。

命の電話ここのパートで書くのがふさわしいかわかりませんが、どこかで書き残したいので書きます。

死ぬ方法や「死にたい」というワードをネットで検索すると、「いのちの電話」を代表とする、電話相談窓口へのリンクがサイトの一番上にでてきます。
私はいっときこちらにお世話になっていました。
でも、ぜんぜん

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⑦鬱病で苦しむあなたへ(6)。社会復帰は焦らない、採用側の人に伝えたい事

⑦鬱病で苦しむあなたへ(6)。社会復帰は焦らない、採用側の人に伝えたい事

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。

社会復帰への道のりについて私が鬱病を発症したきっかけは将来の不安、特に再就職に対しての自信のなさから来ていました。

発病して、周りが「今は到底働ける状態じゃない」とさんざん言っているのに、私は「働き始めることができさえすれば、鬱病は治る」と真逆のことを言い続けていました。
なので鬱病初期の頃(

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⑥鬱病で苦しむあなたへ(5)。鬱状態の時に気にしなくていいこと

⑥鬱病で苦しむあなたへ(5)。鬱状態の時に気にしなくていいこと

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。

お風呂に入るのが困難なほどの無気力閉鎖病棟に入院中、私は患者の中でも特に無気力だったと思います。
新聞もTVも本も見たくない、病院が用意する、たとえば書道や、好きなCDを選んでみんなで聞くこと、簡単なアクセサリーを作るといったような作業療法にも一切興味がない状態でした。

「なんでも良いから書い

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「死にたい」と1万回以上言い続けた私が鬱病を克服し、どうしても伝えたいこと①自己紹介と鬱病期間

「死にたい」と1万回以上言い続けた私が鬱病を克服し、どうしても伝えたいこと①自己紹介と鬱病期間

自己紹介初めましての方もいることを想定して、簡単に自己紹介します。

私はふだん会社員をしながら、主に「大人の自由研究」と呼ばれる読み物サイト『デイリーポータルZ』でライターをしています。デイリーポータルZは、タモリ倶楽部や水曜どうでしょうが好きな人には共感してもらえる趣きがあるサイトです。

デイリーポータルZで私は、そこらへんの人に個人的におすすめの場所を聞いて周る「地元の人頼りの旅」シリーズ

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