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移住の理由は子育て環境

10年ちょっと前に、縁もゆかりもない信州への移住を決めたのは、別に山登りが好きなわけでも、ウインタースポーツに興じていたわけでもなく、

単に

「子供を自然豊かな環境でのびのび育てたい」

という理由しかなかったのですが、こういう話をすると私自身が意識の高い系のイクメンパパだと美しき勘違いをしてくださる方が結構いたりします。

その実態は、特段確固たる信念があるわけでもなく、育児における大事なところは9割方(妻は9割9分というが…)妻に任せっきりのダメ夫だったりするのですが…💦

あえて自己弁護するとすれば、妻の子供ら対しての「こうしてあげたい!」という思いや、子供たちから湧き出てくる「これ、好き💕」という気持ちの邪魔だけは(なるべく)しないよう努めてきたかな…とは思っており、平日は社畜として会社に己の時間を捧げている身でありながらも、物理的な時間もそれなりには割いて、子供達と同じ時間を過ごしてきたという自負はあったりします。

冒頭の「自然豊かな環境で育てたい」という思いは、当時アスペルガーな息子の育児に手を焼きながらも、真正面から、とにかく徹底的に向き合っていた妻から出てきたもので、私的には移住を持ちかけられた時も「まあ、それもありかもね〜」くらいにしか考えてませんでした。それが気がつけばあれよあれよと話がすすみ、お山の上にある学校に一目惚れして、学校近くの土地(宅地ではなく原野だった)を買い、家まで建てちゃって、まあ今に至っている訳です。

結局、子供達は二人とも、移住のきっかけになったお山の学校に自ら見切りを付けて別の学校へ通うことになったりするのですが、まあ全ては結果オーライだったかなと。

そんなこんなで移住して10年ちょっと経過した今日この頃、妻がたまに

「私たちって、というかほとんど私がだけどさ、二人の天才育ててるなあって思うんだよね」

と力説しているのですが、本当に我が家の子供達は、素敵に賢くユニークに育ってくれております。 親馬鹿感丸出しですが、多少贔屓目は入っているとしても、素直に子供たちのいいところは卑下することなくnote上ではアピールしていきたいです。 

我が家の子供達がすくすくと成長できたのも、やっぱり移住したからこその自然豊かな環境が大きかったと常々思っているのと、二人の天才の偉大な母である妻の10年間の奮闘っぷり(& 私の振り回されっぷり)も何らかの形で記録しておくのも私に課せられた義務なのでは…とも思いはじめてきました。

(自ら発信すればいいのに、と思いながらも妻は「IT音痴 + 自己顕示欲が皆無」なもので…)

なんか、あれもこれもと書き記しておきたくなってきましたが、このnoteでは今後以下のテーマでまとめていきたいと思ってます。

① アスペルガー傾向のある子供の教育環境について
② 職を変えずに移住するという選択 〜リモートワークの浸透でできること〜
③ 読書の勧め 〜湯水のように本を買い与える育て方と音読の効用〜
④ 運動能力と自尊心 〜スポーツについて思うこと〜
⑤ 熊に遭遇するリスクとコロナに感染するリスクの考察
⑥ 標高1100mから考える地域創生
⑦ オルタナティブスクールと公立校の違い 〜両方経験して思うこと〜

まずは思いつくまま、noteに書きたいテーマだけ並べてみました。 

(字面だけ見るとアカデミック感満載で頭良さそうな雰囲気出しちゃってるかもですが、内容はかなり薄っぺらく軽い感じになると思います😅)

そういえば、移住前は毎晩のように妻から「発達障害」とか「オルタナティブ教育」に関する課題図書を渡されて、それらをパラパラめくりながら夜な夜な移住したらどうなるんだろうと不安な気持ちでネットサーフィンをしてたなあ。。

そんな十数年前の自分達みたいな方がいれば、少しでも参考になる情報を届けられれば。


written by 小雪男 / koyuki_otoko 


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