孤独を嫌うのは、動物に備わった本能的な感覚

孤独の科学って本を読み始めた。イギリスが孤独担当大臣をつくった昨年話題になったり、孤独が及ぼする健康への害も指摘されだした。一方で、自分を見つめたり、成長するために孤独は必要だって、ポジティブに言われてたりもする。まぁ、どっちもあるんだろうけど、ちょっと当ててる視点が違うんだと思う。そこらへんも含めて、自分なりに整理したいと思って、読み始めた感じ。

まだまだ最初の方しか読んでないけど、孤独を避けるのは、動物の本能的な行動だと。進化の過程で、動物は生まれての子どもが親元を離れると、めちゃくちゃ大きなリスクがある。だから、安全のために、孤独を恐れる感覚が発達したといえるそう。

その仮説にのっかるのであれば、人間はもっと孤独を恐れる感覚は強いんだろう。だって、動物ば生まれてすぐでも、親と一緒の姿形で、数年もしたら、狩りに出る。一方で人間は、生まれてすぐに何もできないし、成長にも時間がかかる。それならば、出来るだけ親元を離れない感覚、誰かが側で守ってくれるための能力や機能を発達させていくんだろう。

人間は誰かと関わり続けることを求めてしまう生き物、社会的な生き物であることには間違いないと思う。もちろん、どれぐらいの距離感や関係性が心地良いのかは、千差万別。色々と気づきは生まれそうで、読み進めるのが楽しみ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?