何を信じて生きるのか

孤独の科学って、本を読んでる。

つながりは、3つに分解できるらしい。個人的なつながり、関係的なつながり、集団的なつながり。個人的なつながりってのは、僕と貴方みたいな範囲の狭い感じ。関係的っていうと、友人や家族とか、個人よりも広い範囲になるそう。集団というと、学校とか職場とかサークルとか。

この3つの側面は相関性がつよい、互いに関係しあってる。一つの側面で良好なつながりを保っていたら、残る二つの側面でも良い感じらしい。同時に、どれか一つでもネガティブな状況に陥ると、他の二つも影響を受けてしまうらしい。

確かに、ちょっとネガティブなことが周囲で起こると、ドミノ倒しのように次々と悪循環に陥ってしまうことはあるだろうな。そんなもんかな、と思うけど、科学的にもそれはちゃんと説明できるらしい。経験値的になんとなく実感していることが、こうやって研究やらデータやらで説明されると、妙に納得してしまう気がする。

数字やらデータは説得力を増すって言われたことあるけど、たしかにそうだな。ただ、一方で、その人や団体にとって、都合の良いようにデータを使ってることもある。自分でちゃんと調べたり、疑ったりすることが大切なんだろうけど、なかなかそこまでする余力も時間もないもんな。

フェイクニュースが問題になってるけど、何が真実かなんて、専門的な知識を持ってないと判断することは難しい。何を信じて生きていけば良いのか、難しい時代を生きてるんだな、僕たち。

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