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ストリートフォトがカッコイイ

2020年2月追記
ストリートスナップについての議論が起きていますので、この記事を読む前に下記リンクで私の考えを読んでいただけると幸いです。

最近、富士フイルムのカメラについて色々と調べている。その中ですっかり「ストリート・フォトグラフィー」の世界に引き込まれてしまった。

とにかく写真だけでなく撮影スタイルがカッコイイのである。

まずこの動画を見てもらいたい。

知的で、上品で、高性能なカメラが増えてきたけれども、こういう現場で道具として「絵になる」カメラが、このデジタルの時代に残っていることがすごく嬉しい。

どういう文脈で「フジ」のカメラが、都会のスナップシューターになったのかは分からないが、野鳥オジサンや女子カメラの対極として「アーバン・アバンギャルド」でちょっとヤバイ雰囲気、

古臭いいいかたをすれば「チョイワル」なのだ。

ファインダーを覗いて、ピントを合わせて、パチリという優雅なライカのリズムではなく、どんどん移動しなが、ほぼノーファインダーでレンズを被写体に向けてバシャバシャと撮り、さっと次に意識を切り替える。

街に溶け込みんで、流れの中でシャッターを切る、偶然の出会いをものにしていく、ライブ感がそのまま写真になっていく。

作品などという上品な呼び方よりも、ルポルタージュとして「スナップ」と言い切ることで、ある種の重さと速さがあってしっくりくるのである。

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