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【No.5】守備の連動、穴を作り出さないディフェンス

No.4では“球際”についての記事を書きました。

少人数での守備戦術を習得したら、次はチーム全体でボールを奪いに行く意識付けを行います。
言い換えると、局面でのボールの奪い方を覚えたら、次はその局面を作りだせるようにならなくてはなりません。ボールを奪える状況を作り出すことができなければ、これまでにトレーニングしてきた守備戦術や球際などが無意味になってしまいますね(;^_^A

ということで、守備の連動についての話を今回はしていきます!

追い込み漁をマスターしてもらう

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守備の基本は「自分がやられて嫌なことをする」ですね。

サッカーにおいて、攻撃によく使われる戦術としてサイド攻撃があります。プロに世界でもゴールリソースの約70%はサイド攻撃だそうです。

では何故サイド攻撃が効果的なのか?
と考えると、ピッチに対して幅広くボールを動かすことで相手の守備網に“穴”を作り出すことができるからです。

別の記事でディフェンスは追い込み漁のようなものだと語りましたが、追い込み漁において穴が空いていると魚に逃げられてしまうように、サッカーでもボールを奪うことができません。

例えるなら、相手のボールホルダーが魚、ディスフェンスは網です。

つまり、守備の連動において穴を作らないように追い込むのが重要ということです。

言葉で言うのは簡単ですが、サッカーのピッチは広くプロの11人制でも相手のボールホルダーを捉えるのはなかなか難しいです。ですが、ボールの移動に対して守備網も同じように陣形を保ったまま移動できれば話は変わってきます。

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