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しょぼい起業で生きていく #塚本本棚

この方はphaさんと同じようなにおいを感じる。基本頭がいいのでこれで行けるんだと思う。状況判断をほぼほぼ間違えないのだ。

今日は「しょぼい起業で生きていく( https://amzn.to/2YvMwAk )えらいてんちょう(著) #塚本本棚

しょぼい起業というけれど、スタートアップなんで年間の起業総数のごく一握りだし、そんなこと言うならほとんどの起業がしょぼい。社長は誰でもなれるし、スタートアップや大企業、老舗の社長はTVをにぎわせるのであれが市井の社長のイメージなのか、それと対比して見事なタイトルをつけてる、自分のポジショニングも頭がいい。

【本を読んで考えた】
・起業は手段なので、いろんな起業家がいるし、専門職やフリーランスなんかも同じような感じだと思う。

・状況判断や問題解決能力、マネジメント能力があればそれ自体が価値だからお金もあまりかからないのは必然。

・みんなはそうじゃないから、お金を借りて人を雇って人の力を借りたり、売上のスケールメリットと在庫のデメリットを天秤にかけて豊かになろうとしているだけ、そういう能力がないから

・でもえらいてんちょうさんは、その能力があるからこの起業のパターンがはまったんだと思う

・この人の言う普通は、この人の普通である。わかってて使っているように思うが...

・日本は世界最高レベルの福利厚生があるので、起業を過度に恐れる必要がないというのは同意(但し変なお金の借り方や人への裏切りをしないとかは当たり前に大切)

・この本は「教本」みたいになっていて、”〇〇してください、できますよね?じゃあ次”というような感じで進む。果たしてそう単純に通過できるだろうか?多くの人は著者のように状況判断ができないような?

・会長職についていたり、「教本」という体を取ったりと、自分を低く見せてる割には、割と権力への欲求が高そう

・メルカリとかで、サラリーマンの月収くらいさらりと稼げる人がこの本を読むと、「そうだよね、楽に稼げるよね。」と同意しそう。

・塾も予備校もいかずに慶応入ってるしな

・過不足なく生きてきた(生存能力が高い)けど、会社のルールに沿って生きるのはだるいって人にはうなずける本かも

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