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決めたことを徹底的にやり抜くこと
大切な友人が本を出したので、そのご紹介です。
もちろん著者を知っているからこそ、それぞれのエピソードから彼らしさを想像できたり、あるいは、そもそも贔屓目に見たりしているところはあると思います。しかし、それを抜きにしてもとても面白く、興味深い内容でした。
まず、彼がCOOを務めている会社「メッセホールディングス」ですが、基幹事業は「遊技事業」、わかりやすく言えば「パチンコを中心とするエンタメ事業
点と点が繋がって、クラフトビールをつくることになりました
偉人の名言を殊更にまつりあげるのは好きではありませんが、それでもスティーブ・ジョブスの「Connect the Dots」という有名なフレーズについて、「ほんと、そうだよなぁ」と最近強く実感しています。
というのも、長らく関わってきたプロジェクトがようやくスタートラインに立つところまで来たのですが、自分にとってはまさに点と点が繋がった感じなのです。
アメリカで来年30周年を迎えるクラフトビール
「業態」ではなく「店格」で選ばれる時代へ
「業態」の時代は終わったのかもしれない
しばらく前のことではありますが、2軒の人気の飲食店に行きました。ひとつは渋谷の居酒屋、もうひとつは池尻大橋(渋谷の隣駅)の立ち飲みバーです。どちらも最寄り駅から徒歩10分以上離れているのに、若いお客さんを中心にとても賑わっていました。
ただし、食べたり飲んだりした感想としては、「良い店だとは思うけれど、そんなに特徴があるわけでもないし、格別おいしいわけで
アルコール・ダイバーシティ 〜飲む人と飲まない人が共存する社会へ〜
日本マーケティング協会が発行する「マーケティングホライズン」という月刊誌があります。縁あってかれこれ10年近く、その編集委員というものをやらせてもらっています。編集委員は年に1回ほど、持ち回りで責任編集号を担当するのですが、僕の出番は6月号でした。広義のマーケティングの範疇ならば、委員の関心あるテーマを扱ってよいのですが、今回は特集企画を「アルコール・ダイバーシティ」としました。サイトに掲載されて
もっとみるイラストに写真、「食のUI」のあるべき姿とは
話題を呼んだローソンPBのリニューアル「プライベートブランド」(以下、PB)とは、コンビニやスーパーなどの小売店が、独自のブランドをつけて企画・販売する商品のことです。かつてのPBは低価格をウリにしていて、そのコスパで選ばれることが多い存在でした。
ところが、セブンイレブンが「金の」シリーズを出した頃から、その印象が「送り手の思想を込めた良品」へと大きく変わっていった気がします。こちらの記事から
「微アルコールビール」というチャレンジは、市場に受け入れられるのか?
お酒の適量とはアルコール20グラムまで「まずはビールを飲んで、その後にハイボール、最後に日本酒を…」。お酒をそれなりに飲む人にとっては、こうして様々なお酒を楽しむのはよくあるスタイルです。ただし、自分が何杯飲んだのかはわかっても、「じゃあ、どれくらいの量のアルコールを摂取したの?」と問われたら、ほとんどの人は「よくわからない」と答えるはずです。
悪酔いの原因になったり、健康に悪影響があったりする
令和時代の新しい家族の食卓とは
※日本マーケティング協会発行「マーケティングホライズン」の2021年1月号「新型でいこう」の特集に寄稿した内容を転載しています。
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手料理への飽きがもたらす食卓のカオス
「家のごはんには、もう飽きた!」 私の身の回りで、そしてネットでもしばしば見聞きするセリフだ。コロナは私たちの生活のあらゆる面に多大な影響を及ぼしているが、その中でも食生活の変化は相当に大きいのではないだろうか。それ
【お知らせ】オンラインイベントに登壇します
3月10日(水)の19:30~、日経MJとCOMEMOによるオンラインイベントが開催されますが、そちらに登壇します。
もともと評判のレストランでしたが、コロナ禍での様々な活動によりさらに話題となったsioの鳥羽周作シェフとご一緒させていただきます。ファシリテーターは日経新聞の大岩佐和子さん。
「新レストラン考」というなかなか壮大なテーマではありますが、今考えていることを、お話できればと思ってお