SNSの誹謗中傷とどのように向き合えばいいか?
「つまらなねぇこと書いているんじゃねぇ」
「恋愛のついて書くなら、せめて恋人10人同時で付き合ってからにしろ」
SNSを見ていると、急にこんなダイレクトメッセージが届きました。
このようなメッセージが届いて、喜ぶ人は炎上系の発信者以外はいないだろう。基本的に、きつい、しんどい内容ですよね。
「だったら、ダイレクトメッセージがこないように設定すればいいのでは?」
そうなんです。理想論では。
でも、現実的に考えると、ダイレクトメッセージを通じて、仕事の依頼、フォローしていただける人との交流などが、できなくなってしまうというデメリットがあるのです。
私もSNSで4年以上発信を継続していることで、色々なチャンスを掴んできました。
ダイレクトメッセージで。
交流は、誰にも見られていない1対1の場所で起きています。フォロワー数が多い人から「話しませんか?」「ご飯行きませんか?」と連絡をいただいたこと、企業から「うちの商品をPRしていただけませんか?」と連絡いただいたこと(私は企業案件は1度も受けていません)など、何件とかではなく、その10倍以上はあります。
まさに、今まで想像していなかったことが、広がったのがSNSであり、ダイレクトメッセージなのです。
でも、いいことだけではありません。
実際問題、誹謗中傷もきています。
ネットニュースで、卓球の水谷選手も、SNSの誹謗中傷問題で苦しんでいると書いていました。↓↓
プロアスリート、芸能人、インフルエンサーなど、周りに見られる機会が多い人ほど、誹謗中傷される…
と思いますよね?
もちろん量や質は、明らかに多いでしょう。
しかし、おそらく、あなたもSNSを通じて、情報発信を行ったところ、絶対に誹謗中傷されるもの、だと思っておいた方がいいです。
このように思えば、心の準備ができますから。
SNSを使う人であれば、ほとんど100%くるもの。悲しいですが、このように考えておくといいと思います。
そこで、4年以上情報発信していて、プロのメンタルトレーナーをしている私が気をつけていることは、以下の2つです。
①誹謗中傷をする人の気持ちを考えてみる
誹謗中傷をされたときに、こんなことを思いました。
「なんで、こんなにひどいことを言うんだろう」
嫌ならスルーすればいいのに、なぜわざわざ貴重なエネルギーと時間を使って、それを直接、ぶつけることを選ぶんだろう?
このときの心理を考えてみると、
「相手にごめんなさいを言わせたい」
→自分が正しい、相手は間違っていることを伝えたい。
このパターンも多いですね。
では、なぜ、こんなことを言ってしまうのか?
日常がうまくいっていないんですよね。周りの環境が理不尽で、我慢をし続けている。あるいは、うまくいっているけど、心の底でまったく満たされていない…などの理由が考えられます。
認められたい人、充実感が全くない人、理不尽で我慢している人、心がまったく満たされていない人。
このどれかなのではないでしょうか。
だからと言って、誹謗中傷をしていいというわけにはなりませんよね。
ただ、相手のことを少しだけ理解するように歩み寄ること。
誹謗中傷は、基本的に、自分だけが一方的に傷つけられることです。
このように、相手のことを少しだけ考えてみると、自分を責めることが減ります。
そうなんです。自分を責めなくていいんです。
それに、このように考えてみることで、この誹謗中傷は、本質的には、あなた自身に向けられたものではなく、相手の痛みを起因されて、その矛先が、たまたま情報を見ていたあなたに向けられた偶発的なものだと思うことができます。
と考えることが、できれば、あなたの心も少し軽くなるのです。
②削除してスルーする
誹謗中傷をしたら、削除しましょう。
見えないようにしてしまうことが、心を守るためには、大切です。
私は誹謗中傷が届いたら、即、削除をします。
丁寧に、繰り返し、読み込んだりはしません。
一応、温かいアドバイスの場合もあるので、最後までダイレクトメッセージを読みますが、
誹謗中傷の場合は、この一読で、永遠に見れないように削除します。ここでは、ブロックなどはしません。自分だけが見れなくなればOKです。ブロックすることも選択肢としては考えられますが、
変に刺激を与えない方がいいと私は考えます。
1度削除すれば、そのままその人からの誹謗中傷はなくなることもあります。
それは、たまたま、あなたの発信と自分の感情の爆発が一致してしまった…流れ弾が当たってしまったんです。
いや、それもふざけんな、だと思いますが、たまたまだと思いましょう。思った方が、心が軽くなると思うんです。
繰り返し、誹謗中傷された場合は、ブロックをすること。
運営に報告をすること。
それでも継続して誹謗中傷される場合は、証拠を抑えて、専門の人に相談してお願いしてしまうことです。
以上、SNSはいい面もありますし、怖い面もあります。
誹謗中傷も、今回の対応を参考にしてみてくださいね!
今回は、以上です。
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