私がnoteを書く理由

 私は「安楽死」の合法化を望んでいます。
 しかし「今、生きるのが苦しい方の自殺の手段としての安楽死」は望んでいません。

 「終末期医療」や「延命治療」という言葉を知っている方は上記を理解されると思いますが、知らない方や興味がなかった方は
 (。´・ω・)?
 となるのではないでしょうか。
 そのような方に「安楽死」とそれにまつわる、いろいろな問題を出来る限り正確に、分かりやすく伝えたいと思い、noteでの活動を始めます。

 また、私は医療関係者ではありません。
 対象者の近親者としての立場と経験で合法化を望むようになりました。
 その過程でどのような感情の変化や悩みがあったのか、また、すべてが終わった今、どのように思っているのかも書いていこうと思います。

 団塊の世代が80歳になる年が近づいている今、これから私と似たような経験をされる方がさらに増えると思います。
 そのような方たちにできれば私と同じ後悔はしてほしくないという思いもあります。
 それは

 「元気な時に対象者の死についての考え方をもっと聞いておくべきだった」です。

 これを聞いておけば有事の際の判断もしやすくなり、判断の結果による  「罪悪感」を和らげる「免罪符」にもなり得るからです。

 状況によっては悩みが大きくなるケースもありますが…
 今の日本では「安楽死」はおろか、「尊厳死」ですら法的認められていません。

 医療、介護現場の方々は延命治療のあり方に疑問を持ったり、心苦しい現状で苦しんだりしながら、病院組織として取り組んでくれていたりします。

 そんな日本の現状がもっとより良く、住みやすく、生きやすく変わっていってほしいと願っています。