東京五輪の開催の可非について
はじめに・・・
東京五輪まで後、3か月を切った今、世間では開催の中止が叫ばれている。その声がテレビ等のメディアを通して強いような感じがする。確かにコロナウィルスが蔓延し、さらにウイルスが変異して猛威を振るう中では「中止」の2文字が妥当と言える。逆にこのような状況で開催し、被害が拡大していっては日本政府を疑問視する声がさらに加速していってしまう。しかし、実際はウイルスの被害が拡大していく中でオリンピック委員会は開催する方向で考えている・・・そのような中で水泳の池江選手のSNSに向けられた言葉は御本人に東京五輪出場を辞退して欲しいというものらしい。そんなにも東京五輪の開催が危険なものだと声を挙げた人は訴えかけているのだろうか?
選手に言われても・・・
テレビ等のメディアからこの状況を把握するとあたかも、池江選手が辞退する声を挙げれば、日本政府やIOCが開催を検討してくれるのではないかと考えられる。しかし、開催の可非は選手が決めるのではなく、開催国やIOCが決めるのは考えれば分かる事である。この事は今、物議を醸し、池江選手自体も残念で困惑している声を挙げている。
自分が考える開催の可否について
あまり、書き過ぎるとまとまりない文章になりかねないので、結論とは言うと、世の中の世論に合わせようかと自分も考えている。ただ、出場予定の選手たちの日々の努力を考えると中止も残念で仕方ない。また、オリンピックは平和や平等等の理念を基に掲げられ、世界情勢の観点からも開催は大きな役割を担っていると言える。しかし、日々の感染・被害状況では無観客でも難しい・・・そのような中でオリンピック委員会や日本政府は無観客での開催を予定している。この答えに日本国民は納得していない意見が多い。本番までもう少し、国民全てが納得する答えを出す事は難しい。ただ、開催する方向で示す側はそれらの不安を和らげる努力は必要であると言えよう。