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山と人生

山ってのは、近づかなければ

絵の様に美しい。

一万尺の高嶺でも

小高い丘に登ってみれば

まるで手が届くくらい近くに、望めるもんだ。

しかし

そこに何かを見つけて

登る努力をはじめたとき

山は急に巨きく見える。

近づけば近づく程に

のし掛からんばかりに巨きくなる。

だから思う。

畏れたことがない人は

まだまだ遠くから眺めているだけなんだと。

登拜は、人生に似ている。

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