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withIBDCD|クローン病でも旅をする

高橋広野です.

クローン病患者はどこまで自由に“旅”ができるのか.

この春にクローン病と診断され,体調のすぐれない日々が続くなか,大好きな“旅”をどこまでできるのか,挑戦してみました.

結論として,このクローン病の身体では,
1.旅先での食事は充分にはとれない.(食費は浮く)
2.ご当地グルメはほぼ食べられない.(食べ慣れてないものは怖い)
3.常にトイレの場所は把握しておかないといけない.
4.腹痛休憩はこまめに挟まなければならない.
ということがわかりました.

相変わらず,“旅は楽しい”ということと同時に,“旅はつらい”ということも身に染みて感じた旅でした.


今回の旅は目的地を決めずに,青春18切符を使って自由気ままに気が向くままに旅をしました.栃木から徳島まで.宿は当日の体調をみて,どこまで行けるか判断できてから決めました.思ったより体調がすぐれない日は,腹痛休憩の時間も計算に入れながら,しっかり時間を確保しなければなりませんでした.でも逆にこのノープランスタイルは,この身体には一番合ってそうな気もしました.これが人に決められたスケジュールや,誰かと同行でペースを合わせなければいけないとなったら,体力的な負担だけでなく,精神的にも負担になるような気がします.

最終的に,今回は腸内の出血が激しくなったため5日目で帰宅を決心し,6日目で帰宅となりました.これもノープランスタイルだったので体調をみてすぐスケジュールを決められた利点でしょうか.

もう少し長く旅をしたかったのですが,こればっかりはしょうがないです.

やっぱりまだまだ“旅”は続けたい.
もっともっと知らない景色をみてみたいと思える“旅”でした.


最後までご覧いただき、ありがとうございます!