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20代最後の半年間を、キャリアブレイクに。

2022年11月を以って、新卒からお世話になった設計事務所を退職します。
(残りの仕事を片付けて、2023年1月末で完全退職)

この約3年半で、飲食店・オフィス・直売所・ギャラリーなどなど、10件を超える物件を担当させていただき、設計実務に携わりました。気づけば大学入学と同時に宇都宮に引っ越してきて10年目。まさかこんなに長く宇都宮にいるとは夢にも思ってもいませんでしたが、学生の頃から慣れ親しんだ宇都宮という地で、縁に恵まれて仕事ができてよかったです。

たまたま職場の先輩方の卒業とも重なり、引き継ぐ案件も多かったおかげか、とにかく「場数をこなすこと」ができたのは、新卒新米建築士の自分ににとっては貴重な経験になりました。振り返ればとんでもない数の“失敗”も経験してこれたのは本当に貴重な経験だったと思います。

この20代は山程というほどではないにも程々には転機があり、難病にかかって休職したり、学生時代の縁が巡り繋がって移住なんかもしたりしました。順風満帆とは行かないまでも、悔いのない20代を過ごせてこれた気でいます。

そうこうしているうちに2023年6月3日、30歳を迎えます。

20代最後の半年間を、キャリアブレイクに。

色々と説明するための理由は一応つけて話したりもしましたが、正直なところは何も決まってません。ただ30代以降、自分が理想とする生き方ができるように、ちょっと立ち止まって“ふらふらする”期間がほしかった。

そんな思いでこの12月からの20代最後の半年間で、キャリアブレイク(修行の期間)を設けることにしてみました。一旦建築から離れてみるのもいい。日光にどっぷり浸かってみるのもいい。知らない土地を巡ってみるのもいい。知らないことを学んでみるのもいい。カフェで珈琲淹れてみるのもいい。自分で仕事が獲れるならそっちに取り組んでみてもいい。


30代は、
・独立した個人として自分の仕事を。
・建築士として設計事務所で場づくりに打ち込むことを。
・日光や好きなまちを行き来し、自由に暮らすことを。

これらを実現するためにも、しばらく立ち止まって、じっくり修行します。

お金はないけど、時間はある。
半年も時間があったら何ができるだろうか。
なんでもできる気がしてワクワクする。
何かいいアイデアあったら教えてください。
面白い場所があったら教えてください。
飛んでいきます。

高橋広野


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