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落ち葉は土に還り、また葉に戻る #日光門前に暮らす #2

こんにちは、髙橋です。日光門前に暮らしはじめて、日々小さな発見の繰り返しです。そんな日々のなかで気づいたこと、教えてもらったことをちょっとずつこちらに記録していきたいと思います。

■庭掃除

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今日は庭掃除を少しお手伝いしました。樹齢370年。市指定天然記念物にも指定されている枝垂桜。こんな立派な木が地域に愛され、残り続けていくのは手入れする人の力があってこそ。これから葉が落ちてくる季節に入るので、庭掃除はてっきり庭をきれいに整えるためかと思っていましたが、それだけではありませんでした。

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落ち葉は堆肥にして土に還して、また木の栄養になって葉に戻るそう。

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特にこの敷地の角に、板塀を突き破るように立つ枝垂桜は、3方向をアスファルトに囲まれています。桜にしっかり栄養を届けるには、この庭でしっかり土づくりをしてあげるしかありません。掃いた落ち葉は、捨てずにしっかり集め、5年、8年とじっくりと長い年月をかけて堆肥にして土に戻す。油分の多い葉は堆肥になりにくいので取り除いてあげたりと、細かいところにも気を使うそうです。

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いまは遠いはるか昔から、こうして人の手で地道に守られ、育まれてきた場所。改めて凄い所に住んでしまった気がしてます。

庭掃除から、生命の循環と地域愛を感じたを一日でした!

NPO法人日光門前まちづくりnote部|髙橋広野






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