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門前日誌 -見る、言う、聞く-

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NPO法人日光門前まちづくりnote部が運営する「門前日誌」です。日光門前にまつわる「暮らし」について、各々の視点で綴ります。
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2022年7月の記事一覧

日光移住、1年と1ヶ月目 #日光門前に暮らす #61

髙橋広野です。今日は久しぶりに日光にいる日。今朝は天気が良かったので、「小百石見の棚田」を目指して原付で走った。 家からほんの15分ほど山の中を走ると、あっという間に田園風景が広がった。立派な茅葺き屋根の家があったり、田んぼ一面ひまわり畑になっていたりと、いつも見ている日光とはまったく違った日光だった。 なんでもないんだけど、とにかく良い景色。 棚田は想像していた棚田とは少し違ったが、丁寧に手入れが行き届いていた。 こんな近くなのにまだまだいったことのないところがたく

いつの間にか、また夏 #日光門前に暮らす #60

髙橋広野です。梅雨の終わりに越してきてはや一年。いつの間にかまた夏がきてしまいました。 こないだのNPOの総会と家並み変遷図のワークショップがもう一ヶ月前。 「夏」といえば、「祭」。 最近よく日本各地の「祭」のあれこれを目にする。 3年ぶりの開催を喜ぶ声。増える感染者に戸惑う声。 日光の次の祭りはなんだろうか? 時が経つのが早すぎて、ただただ何もしないまま年をとっていっている感覚。しばらくあれやこれや手が回らずの状態でしたが、ぼちぼちあれこれ再開していこうかと。 高橋

伝統と革新と

またもや久しぶりの門前日誌になる。 レビューの途中ではあるが、最近またもや強く感じていることを。 この6月に、コロナ禍以来の八坂祭(町内のもの)があったり、7月に入ってテレビで京都の祇園祭(前祭)の様子を観たり、あるいは、門前のまちなみを修景していくプロジェクトの準備が本格化したりと、日々過ごす中で、常に考えねばならぬこと。 それが、タイトルにした「伝統と革新」だ。 都市、まちは常に"誰か"によって編集されていく。 時代の大きなうねりやそれによる暮らしの変化だったり、技