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なんと、日本は引きこもりの人数が世界的に見てもダントツで多いのです。

今日は世界の中の日本という視点で不登校・引きこもりを見ていきたいと思います。

日本は不登校を病気扱いする


全世界の中の精神病棟の5分の1は日本にあるという事実は、日本では発達障害が科学的に証明されていないことが原因なのではないかと考えられます。

日本は不登校を病気扱いするのです。心療内科や精神科に連れていかれた不登校・ひきこもりの子供たちは多くの場合薬を処方されたり入院させられたりします。本当はそういう問題ではない場合にも医者は病名を当てはめていくのです。

ここで外国の例を出してみます。フィンランドには、ひきこもりがいません。不登校・ひきこもりの支援が行き届いているのです。日本は人口が少ないからその分きめ細やかな支援、指導ができるはずじゃないでしょうか。しかし現状はこうなんです。なぜこんなに日本の不登校・ひきこもりが多いのでしょうか。次の章でお話します。

学歴主義は日本独自の概念だった

親による学歴主義の押し付け問題については最初の記事でも触れましたが、これが日本の不登校・ひきこもりの多さの一因なのではないかと考えられます。なぜならその「学歴主義」、実は世界共通のものではないんです。

例えば、アメリカには予備校というものがありません。アメリカは自己責任の国なので、高校を出たら家を出る、という風潮が当たり前なのです。

日本の教育はお金をかけすぎていると当会では考えています。「子供をいい学校に行かせれば子供は幸せになれる」といった考えを持つ人は不登校・ひきこもりのお子さんの親御さんに多いのです。

いい学校に行って、その先は?の答えが子供にとって不明確なため押し付けられる長時間の勉強によってこども本人は疲弊し、逆に勉強ができなくなってしまい、その自信喪失が不登校・ひきこもりにもつながってしまいます。。

こう考えると、日本の教育はいかに過保護なものかお分かりいただけると思います。いい学校に行くことよりも働くことのほうが大事だと当会では考えております、社会に出たら実際学歴はほぼ関係ないのです。

この高校に行けなかったからあの大学にも行けない、ということはありません。名門高校には行けず、通信制高校卒でも有名私立・国公立大学に進学した卒業生は当会にもたくさんいます。すべては本人自身による目標設定から自然と湧き出てくるやる気次第なのです。当会の進学実績をご覧いただき、ぜひ「受験教」から抜け出していただきたいです。


将来もこのままだと国ごと危うい!


不登校・ひきこもりの深刻さがこれからも変わらずにいると、実は日本全体の社会問題につながるのです。なぜなら、ひきこもりのまま大人になってしまうと社会人としての役割が果たせない人間になってしまい国に貢献できなくなってしまうからです。

100年後、日本の人口は4000万人しかいなくなってしまうと言われています。ただでさえ少ないのに、この中から家にこもりっきりの人たちの人数を引いたらどうなってしまうでしょうか。今のGDPを保てなくなり、それどころか絶対に下がってしまうのです。

アメリカは移民で増やしていますが日本はこのままだとこのような深刻な国力不足に陥ってしまいます。「人口は武器になる」のです。


今回もお読みいただきありがとうございました!

次回のテーマは「適応指導教室ってどうなの?高卒支援会との違いは?」です! 


引きこもり支援をしているとする適応指導教室(教育相談センター)のリアルをお伝えしようと思います。

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当会代表著書のご案内

当会代表・杉浦孝宣の著書をご案内します。2019年発売の新書「不登校・ひきこもりの9割は治せる」です!当会の生徒たちが不登校・ひきこもりからいばらの道を進み社会復帰できるようになったストーリーを数多く掲載しています。杉浦の著書を読んで相談面談を申し込んだ、と言ってくださる保護者の方も多くいらっしゃいます。書店、Amazonで購入可能です。

代表本

当会のメディア掲載履歴


当会は不登校・ひきこもり支援の評判を聞きつけて下さったメディア関係の方々に日々取材を受けています。新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど多様なメディアで紹介していただいているのですが、最新は2020年5月29日のNHK首都圏ネットワークです。当会がコロナ禍で行っている不登校・ひきこもり支援について取り上げていただきました。

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