【コロナ禍】通信制高校みたいになってきた全日制高校
（この記事は2021年1月14日に更新されました）
こんにちは！中高生の不登校・引きこもりを支援するＮＰＯ法人高卒支援会の卒業生で大学生インターン1年生の宮本はるかです！
最近は新型コロナの影響で全日制高校もオンライン学習や行事の中止を強いられていますよね。
通信制高校みたい…と思いませんか？
今後ますます通信制高校と全日制高校の垣根がなくなっていくのではないでしょうか。
今回はこの状況の中での通信制高校の強みをご紹介しながら全日制高校との比較もしていこうと思います。
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１．コロナ禍、強みが失われていく全日制高校
コロナの影響もあり、現在の日本では全日制高校でも時短や、オンライン学習とのハイブリッド型といった授業方式が増えてきています。
行事も中止になる事が多いです。
以前のように、毎日当たり前に教室にきて当たり前に授業や行事があるという形式から少しずつ変化してきていますよね。
私は、全日制高校ならではの強みとは
・学校全体で盛り上がる体育祭や文化祭
・毎日行われる授業
・毎日友達と会える生活
だと思っています。（全日制高校での日々を思い出して書きました）
コロナ禍の中で毎日通えない、行事もできない、登校の代わりにオンライン学習なんて、通信制高校となんら変わらなくないですか…？
通信制高校に対して全日制高校がある、という構造が終わりつつあるのではないでしょうか。
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２．通信制高校はヤンキーばっかりの大荒れ学校？
漠然と、「通信制高校より全日制高校のほうがいい・優れている」という考えを持っている方は多いのではないでしょうか。
「通信制高校は不良が多い」
「通信制高校に入るのは落ちこぼればっかりだ」
そういったイメージありませんか？
確かに、実際非行で全日制高校を退学になって通信制高校に流れてきた子も、進学校で勉強についていけなくなって不登校からの通信制転入という子も現実にいます。
しかし「不良や落ちこぼればかり」の通信制高校は古いものです！
今や通信制高校の強みに惹かれて全日制高校ではなく通信制高校を選択する子も多いのです。
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３．通信制高校は定時制高校も上回る人気
ヤンキーや落ちこぼれが多そうというイメージを抱かれる学校には、他に定時制高校があるかと思います。
近年、都立高校の入試データをみていると定時制高校よりも通信制高校の入学希望者が多くなっています。
都立定時制高校は、だいたいが3部制です。
朝イチからの1部、10時台くらいから始まる2部、夕方から夜までの3部です。
しかし3部となるとほとんど中退してしまいます。
定時制高校の3部ははっきり言ってほとんどの子がヤンキーなんです。
いくら本人の意思が強くても、周りの雰囲気、環境は重要でしょう。
朝から毎日通えるくらいまじめな子が集まる1部に行かないと卒業は難しいんですよね。
私は定時制高校に転入を検討していた時期があり、都立の某定時制高校に見学に行ったのですが午前中はとても静かで、落ち着いて勉強ができそうな雰囲気でした。
正直、定時制高校がこんなに落ち着いた場所だとは思っていなかったです。。。
（夕方以降は見たことがなかったのでわかりませんが、その定時制高校卒業生の先輩は「3部の時間からガラッと雰囲気が変わる…」と話していました。こわ！）
進路先もどちらかといえ進学より就職が多いです。
偏差値の高い有名大学に入ったという実績が多くある定時制高校もありますが、それはその高校での教育の産物ではなく、進学校を辞めて来た子たちが伸ばした実績です。
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４．通信制高校ではやりたいことが突き詰められる
通信制課程であれば、自由な時間が多くあり大学受験のための必要な勉強スケジュールを組むことができて効率的にこなすことができます。
また、登校ペースは自由に選べます。
毎日通うでもよし、塾のように勉強をやる日をきめて週2回だけ通うのもよし、海外留学に行きたいから日本にいなくてもよし。
時間に縛られずやりたいことを突き詰められるという通信制高校のよさが近年目立ってきました。
こういった面が通信制高校の価値を上昇させているのでしょう。
まだまだ、日本人は学歴主義で全日制高校が良く、通信制高校は駄目という風潮は拭いきれません。
N高のように華やかさがある通信制高校もありますので、一概に「通信制高校とはずっと家にいるもの」だとは思わないでください。
通信制高校には価値があるという認識が広まっていくように我々も努めてまいります！
「進学するなら・転入するなら通信制高校じゃなくて全日制高校かな」
とお考えの方。
現在の全日制高校に何を求めるのか？をぜひもう1度考えてみてください！
今回もお読みいただきありがとうございました！
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2020年12月25日更新！
【【通信制高校】元不登校の中学生、高校生の美術の授業の様子part1
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10月16日更新！
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うまくいかなかった1回目のディベート。その反省を生かし、再挑戦しました！
「男性車両を世の中につくるのは賛成か？反対か？」というテーマで、前回よりもクオリティの上がったディベートを行います！
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