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高卒支援会 PTAだより 2021年3月号「通信制高校ってなんだ!?サポート校ってなんだ!?」

この4月のわが子が通信制高校に進学するので、説明会に行ってきました!
説明会を聞いて、「気づいたこと!」です!
今回は、中学生からいっしょに進級する保護者の方にも聞いてみました。

まず、まず、
通信制高校のありがちな偏見!

・成績が悪くて退学になった落ちこぼれの行くところ
・ヤンキーの行くところ
・王道路線から外れた人の行くところ
・大学に進学できるのか不安

というちょっとダークなイメージ!
その理由のひとつに、選択肢の1つとして最近浮上してきたが、特定のキラキラしたところ、もしくは、闇しか報道されていない!というのがあるかもしれません。

ところが、最近の傾向としては、

・勉強ができる子も多い。
・大学に進学したいという子供が多い。親の希望ではなく。

なんらかの事情で挫折してしまった、いわゆる普通の子!
の選択肢になっている、という印象です。

次は、
説明を聞いて意外だったこと!

・そもそも、学費や仕組み全てについて知識がなかった
・サポート校の存在。サポート校と卒業する学校が違うということ
   ※高卒支援会はサポート校になります。→詳しい説明はこちら!
・早く課題を終了させたとしても、飛び級ができないこと
・課題、レポートの内容が簡単すぎること
・高卒支援会の課外活動は単位取得のためのカリキュラムになること
など、さまざま。

では、親が感じる
通信制(およびサポート校)に通うメリットとデメリットを比較!

●自由な時間を確保できる!

((+_+))
・やりたいことがないと、ただ時間を持て余し、生活が乱れる可能性が大きい!

!!(^_^)!!
・やることさえやってしまえば、まとまった時間が取れるので好きなことに集中できる!
・働きながら!スポーツに打ち込む!受験勉強に特化する!など、何か特定の活動をしながらと高卒資格取得が両立できる。

●自分のペースで学習ができる

((+_+))
・時間管理ができないとレポート提出も厳しい。結果卒業も難しくなる。特にサポート校などに入らないとなると、よりハードルが高くなる。

!!(^_^)!!
・主体的に計画を立て、遂行していく機会を得られるところ。達成できれば、自己管理する能力が高まる!!
・さらに、たとえ計画通りに運ばなくとも、やり直すハードルは比較的高くはない。周りを気にする必要があまりない!

●友達できる?できない?

((+_+))
・サポート校に入らないと友達ができない?
・サポート校に入ったとしても、普通の高校よりは、同級生、他学年グループとの接触が圧倒的に少ない。対人関係を築きあげるといったリアルな経験値が少なくなる。

!!(^_^)!!
・支援会の事情ですが、登校支援をしているので、学校に行けば同じメンバーと顔を会わせることができる。
・さらに、中学生から高校生までいっしょなので、より多様、ちがう年齢層の人たちと密に接する機会を得られる。

●実技、芸術的教科(体育、音楽、美術等)に触れる機会が少ない。

((+_+))
・隠れた才能が芽生えない可能性がある!運動不足になる傾向が高い!

!!(^_^)!!
・体育の代わりにE-Sportsで集中力、精神力を鍛える!プログラミングや動画編集などで、今どきの分野で才能を見つける!


親の本音


正直、全日制の学校へ進学してもらう方が安心できる・・・


自己管理能力が問われる通信制で果たして無事やっていけるのか?
大学へ進学できるだけの学力をつけることが可能なのか?
と不安なことは多い。

しかし、そもそも息子の人生は、親の人生ではなく息子のもの。


どの程度の学力を、いつまでに、習得すれば良いという物差しも、
本人が自分の責任において決めること、のように思えてきました・・・・

親として、これからの息子に対し
何をするべきか、
何ができるのか、と考えた時

ただ静かに見守ること

そのままを受け入れること

必要に応じ新たな選択肢を提示してみること
(押し付けではなくあくまでも遠回しに)

くらいではないかと思うようになりました。

通信制高校に進学することは、コロナ禍後の時代に適した学力習得の方法の1つでもあると思います。

今はPC越しに国境を超えて当たり前のようにビジネスも行われ、大学もオンライン授業で受講する。時間、場所を問わず学ぶことができる時代となってきています。
このような時代を生きていく子供たちには、これまでの古い枠に留まることなく、分野を問わず、思う存分興味のあることを追求して欲しい!
と願っています。

そのような子供たちが

5年後、
10年後、
どのような世界で、
どのような人生を送っているのか!

が今からとても楽しみです!!!
(と思えるようになりました。心配ではなく・・・)

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