見出し画像

TKK7000系の東洋車と日立車の違いとは(実車編)

TKK7000系には電装品の製造箇所により大きく東洋車と日立車の2つのグループが存在しました。
多様な編成を組んでいたことが印象深いTKK7000系ですが、東洋車と日立車を連結することはできなかったとされています。
東洋車と日立車には具体的に大きく分けると3つの違いがあります。

①主電動機の違い
主電動機の出力が東洋車60Kw、日立車70Kwと異なりました。

②制御装置・方式の違い
制御装置・方式が異なります。扱いやすいのは東洋車だったという意見が一般的なようですが、短編成での運用には日立車の方が有利だったと言われています。

③屋根の配管やヒューズ箱の形状の違い
他にも目立つところでは屋根の配管やヒューズ箱の形状が異なる点が注目すべきポイント。配管の違いは7200系にも引き継がれています。

日比谷線直通運用は東洋車
7000系と言えば日比谷線直通での活躍が印象的ですが、直通車両には東洋車の一部が抜擢され、日立車は1両も直通車両には抜擢されていません。モーター出力の大きい日立車が選ばれなかったのは不思議な感じもしますね。

少数派ゆえの早期淘汰?とはならず
どちらかと言えばの話ですが、置き換えにあたっては日立車は少数派ゆえに7700系への改造や、地方私鉄譲渡などで早期淘汰されるような動きを見せます。
早期淘汰されると思いきや、こどもの国線でしぶとく東急線最後の非冷房営業車として最後まで残った7057-7052の編成は日立車でした。

模型では?
東洋車はKATOさんからレジェンドコレクションで発売されています。
日立車も何度か鉄コレで発売されていましたが、今となっては入手困難。

またKATOさんの完成品とライト点灯や表現などを揃えたいのも事実ですね。
ということで、新頒布品として3Dで作ってみました!

TKKの魅力改2

頒布品の詳細・ご注文はこちら
http://koushincarfirm.work/shopbrand/7700/

7700系改造後の姿「7700系 一般電車屋根(大型ランボード・小型ランボード)」もご用意していますので、過渡期に見られた並びを再現したり、同じ車両の時代の流れを揃えたりといった楽しみ方もできますね。7000系屋根と7700系屋根を同時注文の方には、20%ポイント還元を行なっていますので、ぜひどうぞ!

いずれも種車はK社完成品の7000系(レジェンドコレクション)を使用します。

頒布品のポイントは改めて記事を書きますのでご期待ください!

http://koushincarfirm.work/shopbrand/7700/

更新綜合車両事務所の中の人でした!

ぜひ公式ホームページにもいらしてください!
http://koushincarfirm.work

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?