DON'T TRUST OVER 30? ロック大陸漫遊記を聴いた。
最近妻や娘が寝た後に、ラジオを聴きながら皿洗いや洗濯物をたたむのが日課であり趣味のようになっています。いつもはradikoでオールナイトニッポンを聞いたりしているのですが、今回はFM長野のリアルタイムで。
というのも、昨日聞いたFM長野の番組がが面白かったので、地元ローカル局最高という気持ちになっていまして。
で、その時にちょうどやっていたのが『ロック大陸漫遊記』という番組でした。
スピッツの草野マサムネさんがパーソナリティーを務める番組。
昨日は『ロッキングオンジャパンの 1995年9月号』特集。
(この号の表紙は草野さんのソロカットらしいです。↓)
番組ではその号に掲載されているバンドの曲を、草野さんの思い出とともに紹介しています。
ザ・ハイロウズ、 FLYING KIDS、 Cornelius、Spiral Life(!)、神森徹也、Transistor Glamourなど懐かしい曲が流れる中、こんな言葉が耳に入りました。
DON'T TRUST OVER 30
DON'T TRUST OVER 30
DON'T TRUST OVER 30
ドントトラストオーバーサーティー。(30歳以上のやつらの言うことなんて信じるな!)
というやつですね。確かに何度か耳にしたことはあります。
※4年前の記事ですが、詳しくはcakesのこちらの記事をご覧ください。
以下一部引用します。
その頃の若者の象徴でもあったヒッピーや反戦運動家たちが主導した対抗文化のスローガンの一つに、“Don’t trust anyone over 30”というものがあった。
システムや体制の中で利益追求や保守的な価値観に溺れている「30歳以上の奴を信じるな」というこの姿勢には、自由な生き方と束縛された生き方、あるいは新しい若者たちと古い大人たちといった明確な線引きもあったはずだ。
若者のスローガンとして成り立っていたんですね。そいういえばGOING STEADYも曲名にしてますね。
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この言葉がラジオのどの場所で出てきたかというと、リスナーからのお便りコーナーでした。内容としては、39歳の方からのお便りで
『急に年を取るのが嫌になってきてこのままで良いのかと憂鬱になってきている。何かアドバイスあればください』
ざっくりいうとこんな感じのお便りでした。
そのお便りに対しての草野さんの回答が最高だったので一部書き起こします。
草野さん:
これ結構普通な感情じゃないですかね。
俺ね、40歳50歳になる時より30歳になる時がすっごい嫌だったんですよ。
ロックの文脈でよく話される「Don’t trust over 30」って言葉がありまして、30歳以上の人間は信じるなっていうね、言葉があるんですけども、
ついに俺もそっち側かよみたいな、すごい憂鬱な気分でした。
でも誕生日まではすごい憂鬱だったんですけど、いざそこを超えてしまうと、まぁ実際何も変わらないですし、まぁしょうがねえよな、ていう。
みんな平等に年は取るんだしという感じになったんですけども。
これアドバイスになるかわからないんですけども、
昔赤道付近に住んでいた人たちは、四季がはっきりしていないから1年2年という年の概念が薄くて。
なので年齢という概念もなく『子供』『大人』『老人』の3つのカテゴリになっていたという話を聞いて、ひとまず気の持ちようじゃないかなという風に思いますが、どうでしょうか。
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以上です。
めちゃめちゃ良い回答だなと思ったのですが、どうでしょう。これ以上何もいうことないなという気がします。
(30歳以上のやつらの言うことなんて信じるな!)
という気持ちはわからなくはないし(いや、むしろ昔の自分を思い出すととてもよくわかる!)、その気持ちがあるから頑張れるということもあると思います。
がしかし、がしかし30歳を過ぎた今思うのは
「嫌な奴のことは信じなくて良いよ!でも良い人もたくさんいるよ!」
という気分です。
自分のやれることを頑張りましょう。
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そして、何よりこのnoteで何が言いたいかというと、、、
まっきーさんお誕生日おめでとうございます!
ということを伝えたかったのです。
まっきーさんは信頼できる方ですよ。素敵な over 30をお過ごしください😊
おまけ
番組で紹介されたSpiral Lifeの GARDEN。メロディが泣ける。
読んでいただきありがとうございます。