Trelloでアイデア見える化したら、「カレーパンロック」のMVを公開できました。
私がWebでお手伝いてしている松本市のパン屋さん「スイート」ですが、先日「カレーパンロック」という歌を公開しました。
カレーパンロックの撮影裏話はこちら。
こちら、企画出しから完成まで2週間という超短期間でローンチできたのですが、この製作秘話をご紹介します。
アイデアはあるが実行しない
スイートの方々と話していて感じたのは、『やりたいことは色々あるけどなんだかんだあって結局実行できない』ということでした。
アイデアは形にしてこそ価値があるので、正直アイデアのままで終わらせるのはもったいないな、、、と。
アイデアから実行までは下記のプロセスがあります。
1. アイデアを思いつく
2. アイデアを共有する
3. アイデア実行のために計画する
4. 計画を実行するための施策を考える
5. 実行する
で、今回の場合「1. アイデアを思いつく」までで止まっている状況なので、こちらを改善するためにTrello(トレロ)を利用して、「2. アイデアを共有する」に移動させるお手伝いをしました。
見える化と共有する場所を作る
Trelloは下記4つのリストを作りました。
- アイデア出し
- 計画中
- 進行中
- 完了
各リストについて説明します。
「アイデア出し」について
思いついたアイデアを貼る場所です。アイデアはじっくり練られたものでも、ジャストアイデアでも大丈夫です。気楽に出してください。
「計画中」について
アイデアが実行計画まで行ったらこちらに移動します。また、計画するときに下記4つを最初に考えます。
1. 目的(Goal)
2. なぜやるのか(Why、Who、What)
3. 開始日(When)
4. 課題(Pain)
こちら詳しくは後ほど記載します。
「進行中について」
実行計画を進めることになったらこちらに移動します。
「完了」について
実施にアイデアが実行されたらこちらに移して完了です。
この様にアイデアを「可視化」して、他のメンバーに「共有」することで自分が何をしようとしているかを発表する場と、メンバーが何を考えているかを共有する場を設けました。
計画の立て方
上の4つのリストの中で一番重要なのが「計画」です。例えば今後EC事業を始めたいということであれば、下記の様なことを考えます。
まず「目的」と「なぜやるのか」でやる理由を掲げます。
次に「開始日」を設定することで、やらなきゃいけないという気持ちを持たせます。
最後に「課題」を設定することで、どこがボトルネックになっているか、何を決めなきゃいけないのかを可視化し、できる方法を考えます。
課題を全てクリアできればアイデアの実行は可能になります。
ということで
4月中旬頃にこちらのTrello運用開始したのですが、2週間ほどでこちらのカレーパンロックがローンチされました。
そもそもメンバー内に
1. 元々カレーパンロックという曲があり
2. MVを作りたかった
というのがあったので、そこをもう一押しするためにTrelloでアイデアの可視化が役に立ったというところです。
現在「アイデア出し」に色々溜まってきたので、どんどん発表できる様にしていきたいです。
読んでいただきありがとうございます。