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『しょぼい喫茶店の本』が面白かった。

ストレス解消法として、10,000円分くらい一気に本を買うというのを月に1回程度やっています。

今月も色々買ったのですが、丸善でジャケ買いした本が面白かったのでご紹介します。それがこちら、『しょぼい喫茶店の本』です。

どんな内容?

以下amazonより引用

就職できなくても生きる!!東京・新井薬師に実在する「しょぼい喫茶店」(という名前の喫茶店)が出来るまで、と出来てからのエモすぎる実話。
就活に失敗した大学生が、人生に行き詰まる→「しょぼい喫茶店」をやりたいとブログに綴る→『しょぼい起業で生きていく』著者・えらいてんちょうに発見され、ブログがSNSで話題に→見ず知らずの人に100万円もらう→ここまでの展開に感動した女性が「手伝いたい」と鹿児島から上京→ふたりで「しょぼい喫茶店」オープン→紆余曲折あり、ふたりは結婚。超絶ウソっぽいですが実話、のお話。

といった内容。就活嫌、でも何か仕事はしなくてはいけない、さてどうしようといった中で「喫茶店をやる!」という目的に向かって紆余曲折ありながら試行錯誤していくえもいてんちょうさんのお話です。


どんなところが良かった?

この本がすごく良かったなと思った点が、

・目的を見つける
・目的を達成するための戦略を立てる
・チャンスに飛び込む
・トライエラーを繰り返す

という一見当たり前だけど実際やると難しいことを、コツコツ努力してやっていった結果、少しづつ良い方向に向かっていっている、という点なのです。

この本の場合ですが、

目的を見つける:
喫茶店をやりたい
・目的を達成するための戦略を立てる:
twitterやブログを開設。サードドアで出資者を探す
・チャンスに飛び込む:
出資者が現れた瞬間、迷わず手をあげる。
・トライエラーを繰り返す:
モーニングを始める、場所柄にあったメニューを考える等

といったことを淡々とやっている記録が書かれています。その結果喫茶店がどうなっていくのか、、、というところを本で楽しんでほしいです。


正直者がバカをみない世界

私は「正直者は馬鹿を見る」という言葉が嫌いで、正直で真面目に努力している人ほど報われると思っているのですが、この本はまさにそんなことを体現してくれているようで嬉しくなりました。


読んでいただきありがとうございます。