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これからの時代に、なぜ、質問力が求められるのか?

環境変化が大きいなかで、私達に求められることはなんでしょうか?

私が考えるのは、自らの頭で考え、主体的に行動することです。なぜ、これが大切かというと、先がある程度見通せた時代は、そこそこ考えて流れに身を任せても上手くいく時がありました。

しかし、先がなかなか見通せない時代においては、上司から指示された通りに動く忠実さというよりは、指示される前に、主体的に考え、先手先手で行動していくことの方が求められます。

私は、10年ほどソフトバンクに在籍していましたが、社内には”脳がちぎれるほど考えよ”というフレーズがありました。初めて聞いたときは、その刺激的な言葉に大変驚いたものです。

しかし、それを実践するのはかなり難しいものでした。自分なりに考えて、上司に企画を持っていっても、「もっと考えろ」と跳ね返されてます。もっと考えようとするのですが、なかなか気合だけで考え抜くことができるわけではありません。

そこで、私は、”脳がちぎれるまで考える”を実現するためにはどうしたらいいのかを考えるようになりました。そこで、たどり着いたのが、”自分に質問する”というアプローチです。考えるための質問があれば、もっと深く考えられると思ったわけです。

例えば、上司にから却下された提案書をさらに深く考えるために

「今回の修正案で上司に指摘されることがあるとしたらなんだろう?」
「もっと他に説得力を持つ事例はないだろうか?」
「上司の関係者が求めていることって、何かあるのか?」

このように、色々な角度から自分に問いかけることができれば、より深く思考することができようになると思ったのです。

このように自分自身に質問を投げかけ、深く考え、行動していくことは必須の能力となっていくでしょう。

今の働き方の変化を見ても、この力はますます重要になってきます。リモートワークが少しずつ浸透していく中で、常に隣で誰かが教えてくれる環境がなくなりつつあるわけです。困ったときに隣に人がいない、このような環境は今後ますます日常化していくことでしょう。

そこで、困ったときにまず頼れるのは自分しかいないわけです。ただし、自分への頼り方は今まで通りというわけにはいきません。今の時代にあった自分への頼り方があるわけです。

それが、自分自身に問いかけるというアプローチです。周りに人がいなく、リモート環境下において、自分に問いかけ、考え抜き、積極的に行動していくことが求められます。

これができれば、変化が激しい時代においても、リモート環境という働き方において適応していくことができるでしょう。

ただし、この力は、リモート環境下でのみ求められるものではありません。対面の通常の仕事環境でも求められるものです。この能力が高まれば、今まで以上により積極的に人に関われるようになり、きっとさらに思考力が増した行動力のある人材となるでしょう。

ぜひ、自らに質問を投げかけて見てください。あなたなら、自分にどんな質問を投げかけますか?

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

講師ビジョン株式会社
島村 公俊


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島村公俊 講師ビジョン(株)代表取締役/早稲田大学非常勤講師/行動変容を促す研修デザイン論・自分を動かす質問の研究/新刊『10秒で新人を伸ばす質問術』/著書『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』https://koushi-vision.co.jp/
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