ポンコツ大学生でも書けるようになったES上達術
お疲れ様です!
今回のテーマは「ポンコツ大学生でも書けるようになったES上達術」です。
古賀史健の『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読んで、僕自身とっても勉強になったので全部で2回に分けて、皆さんに少しでもお伝えできればいいと思って書かせていただきます!
大学生で「ES書くの難しい…」って思っている方に少しでもお役に立てればうれしいです!じゃあ文章を簡単に上手く書くにはどうすれば良いでしょうか。本日はポイントを3つに絞って紹介します!!!
①文章は「リズム」で決まる
音楽じゃないのに「リズムってなに?」って思う人は多いかもしれません。
リズムが良い文章とは「読みやすい文章」だそうです。反対にリズムが悪い文章は「読みにくい」ということです。書いていることは間違ってないけど「読みづらいなあ」って思う文章は結構多いですよね。なぜこうなるのか、それは文がおかしいのではなく文の「繋げ方」、「展開の仕方」がおかしな時にリズムが悪くなってしまうんだそうです。
つまり文章の「論理展開」によってリズムは決まってくるのだそうです!
論理展開が上手くなるには「接続詞」がカギを握ってきます。
例えば、
今日はカツ丼を食べました。お腹がすいています。
今日はカツ丼を食べました。「だから」お腹がすいています。
今日はカツ丼を食べました。「しかし」お腹がすいています。
接続詞に別のものが入ると、意味が伝わらず論理破綻してしまうし、なければ読者は読みづらさが出てしまうと思います。適切な接続詞をつなげることで、論理破綻しにくく読者に「リズム良く」文章を読んでもらうことができるそうです!
論理が破綻してしまうと自分が「伝えたいこと」が伝わらなくなってしまいます。ESでは自分の志望理由(主張)が伝わらなくなってしまいます。自分の主張を伝えたいからこそ論理展開という「リズム」を使うことが必要なんだそうです。
僕も接続詞に気を付けていきたいと思います。Noteで少しでもお伝えできればと思い書かせていただいているので、気持ちよく読んでもらえるように頑張っていきたいと思います!
「リズムは論理展開によって決まる」これだけ覚えていってください!
②読者は“眼”で読んでいる
皆さんは本やブログ記事をパッと見たとき、何を基準に読もうか判断していますか?
多くの人は「なんか読みやすそう」「なんか読みにくそう」と直感で判断をしているのだそうです!読みやすくするポイントは3つあるそうです。
⑴句読点の付け方
⑵改行のタイミング
⑶漢字とひらがなのバランス だそうです!
⑴では「句読点は1行に1つ」入れるのが理想だそうです。句読点の役割は文と文の間に“物理的なスペース”を作り、読者にここで「文がきれる」と分からせてくれることです。物理的には半分のスペースだが視覚的には「ひと呼吸つかせてくれる」ため、とても有効なのだそうです。
⑵では改行のタイミングは「最大5行をメドに改行をする」のが良いそうです。紙一面にびっしりと文字があったら読む気が失せますよね。笑 私たちは文章に向き合うとき「読む」より先に「見る」のだそうです。そのため、書き手は内容だけでなく「見た目」にも気を配らないといけないそうです!
⑶では文章を引き立てるのは「漢字」なんだそうです。漢字そのものに意味がありキーワードのような役割を果たしているからなんだそうです。しかし漢字を多用するほど「見た目」は黒くなり圧迫感が生まれるそうです。漢字だらけの文章はキーワードを拾い集めるのが困難であり、読みやすさが落ちてしまいます。黄金比は「漢字3割:ひらがな7割」なんだそうです!3割以下では文章に締まりがなく、4割だと硬い感じになってしまうんだそうです!
僕はこの3点を気を付けるようにしたいと思います。読者が見るうえで大切なのは「読んでもらうこと」だと思っています。そのために見た目の第一印象は大切なので、3点を心がけて文章を書いていこうと思います!
「読者は“眼”で読んでいる」これだけ覚えていってください!
③マトリョーシカ構造でリズムを持たせる
読者がこの文章は「読みやすい」と思うときは“論理的である”と思うときと①でお伝えさせていただきました。自分の主張がたしかな理由によって裏付けされたとき、“論理的”であり読者は読みやすいと思うのだそうです!
これはマトリョーシカ人形に例えるとわかりやすいのだそうです・
大マトリョーシカ(主張)…その文章を通じて訴えたい主張
中マトリョーシカ(理由)…主張を訴える理由
小マトリョーシカ(事実)…理由を補足する客観的事実
中身のスカスカな主張ではなく、ふたを開けるとしっかりとした理由があり、理由を支える事実がある。この3層構造が守られているのが、「論理的文章」なのだそうです!
文章を読むときに読者は必ず「この人は何が言いたいのか?」を考えながら読んでいます。
書き手はこの問いに“ひと言”で答えられなければいけないそうです。この主張が明確であればあるほど文章全体が読みやすくなるそうです!
主張を「論理的なもの」にするには“理由”と“事実”が必要となってくるそうです。
例えば、
「サッカー日本代表は次のW杯でベスト8に入る」と主張したとします。
しかし「なんでそう言い切れるの?」と突っ込まれると思います。
ここで「2002年と2010年のW杯ではベスト8に入った。そして今の日本代表は、当時とは比べ物にならないくらい強くなっている」という“理由”が必要になってきます。
ですが、いかにも主観的な意見で論拠に乏しくなってしまいます。
ここに付け加えて「今海外で活躍する日本人選手が増え、代表の半分以上がヨーロッパでプレーしている。最近ではゴールキーパーからフォワードまで全ポジションで日本人が活躍している。」という客観的な“事実”があることで、意見の正当性が補強されます。
このような“主張→理由→事実”のマトリョーシカ構造ができると、「次のW杯はいけるかも!」と説得力が増すそうです。
僕はこの3点を意識したいと思います。文章を書くのにも大切なのですが、自分自身が壁にぶつかったときの「問題発見解決」にもつながると思いました。
自分のやりたいことがあって、それをなぜやるのか?という理由(目的)が来て、その目的を果たすために実際に何をするのか?(手段)が見えてくると思ったので、日常生活からこの「マトリョーシカ構造」を意識したいと思います!
「主張→理由→事実」これだけ覚えていってください!
読みやすい文章のポイント
①文章は「リズム」で決まる
②読者は“眼”で読んでいる
③マトリョーシカ構造でリズムを持たせる
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本を読んでたくさんの発見があるなかで、思いついたアイデアを今後もどんどん皆さんに共有していきたいと思います!
明日からESだけでなく、レポートなどでも一緒に生かしてみませんか?
今後もたくさんの本を読み、少しでも皆さんのためになりそうなことはお伝えしていきたいと思いますので、これからの投稿に少しでも期待していただけたら幸いです!
よろしくお願いいたします!
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