Money_in_the_pocket_コード

11. Money in the Pocket / Joe Zawinul

再びインスト系いきます。


ファンキーなインストを演奏するバンドといったらやっぱりCannonball Adderleyのバンドだと思ってます。初期ソウルジャズって感じですね。

特にJoe Zawinulがバンドに加入してからモード感が強くなったり、ふわっとしたコード進行が増えたり。クロスオーバー系に寄ってゆきます。

Joe Zawinulと言ったら有名なのはWeather Report。C.A.時代はMercy, Mercy, Mercyです。だけど良い曲はMercy, Mercy, Mercyだけじゃなく、もっといっぱいあります。

その中でも割と誰でもジャムれそうな簡単な奴があるので一曲紹介します。

このアルバムのタイトル曲。「Money in the pocket」です。

画像をクリックでApple Musicのページに飛びます。

14小節の変形ブルースです。Joe Zawinulって昔オーストリアでR&B(今で言うソウル)バンドをやってたらしく、こうゆうブルージーな曲結構あります。アメリカに来てからコードの事とかをピアノのBill Evansに聴いたりして勉強したって本人の自伝に書いてありました。二人は仲が良かったんでしょうね。ザヴィヌルの曲『Midnight Mood』をエヴァンスが演奏してたりしますし。

ちなみにザヴィヌルの演奏したMidnight Moodもザヴィヌルの昔のソロアルバム『Money in the pocket』に入ってたりします。管楽器がメロディとってますね。

♢ ♢ ♢

<やり方>

ビートは8ビートとボサノヴァの間をとったようなジャズロックテイストな感じです。イントロ、テーマ終わりにピアノの決めフレーズが入ります。テーマは2回。

♢ ♢ ♢

<終わらせ方>

CDのライブではテーマ後、イントロや間奏のC-7部分を8小節やって、頭でドン!って終わります。が、しかしジャムる時は特に決まりはないので、4小節やって曲終わりのドン!っていうキメでそのまま終わっちゃって良いんじゃないでしょうか。ピアノが次の出だしフレーズを弾き始めないように合図はしないとかもしれないですね笑

同じアルバムに入ってる『Sticks』っていう曲もブルースの変形なのでレパートリーとして持っておきたいです。

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