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第4回 土星紀 0059(1986年8月発行)

表1:自己組織化する宇宙』エリッヒ・ヤンツ(土星紀表紙デザイン:戸田ツトム)

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中頁:エッセイ「標本箱」#005 ワールブルク研究所のこと、フランセス・イエイツのこと 佐々木力

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ダイヤグラム「空想の翼・科学の眼」プラネタリー・クラシクスの周辺(西半球編)

既刊紹介:『薔薇十字の覚醒』フランセス・イエイツ/『エンド・オブ・セックス』ジョージ・レオナード/『パラサイコロジー』ジョン・ベロフ編

表4:工作舎の本・常備書店

コマ漫画「SODOKARE」05 作・祖父江慎

「中頁の使用かな文字」の説明=松田行正氏によるMSP。●変体仮名をより常用文字に近づけたらモダンで尚かつ雑音の多い文字ができるのでは、と思い、目の前に古い活字の本を山程ひろげて2日間ベタに使って作りました。特にハネの部分はこだわったので随分リズミカルで流麗になったのでは、と思っています。*主要原字は大日本活字・明朝24ポイント

【用紙】生地の粗雑感を活かしたまま表面強度を高め、四色刷りを可能にした「ペーパーモルト(薄口)」。素顔の“紙”を御味わい下さい。


2021年、工作舎は創立50周年を迎え、記念出版第1弾として、本をめぐるエッセイ「標本箱」をまとめた『最後に残るのは本』(工作舎編)を5月に刊行する予定です。その応援企画として、新刊目録「土星紀」の選りすぐりのバックナンバーをご紹介します。

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