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第3回 土星紀 0058(1986年7月発行)

表1:「プラネタリー・クラシクス」2冊同時発売/『平行植物』レオ・レオーニ/『星界小品集』パウル・シェーアバルト(土星紀表紙デザイン:西山孝司)

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中頁:エッセイ「標本箱」#004 私と本 杉浦日向子

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既刊紹介:『薔薇十字の覚醒』フランセス・イエイツ/『エンド・オブ・セックス』ジョージ・レオナード/『パラサイコロジー』ジョン・ベロフ編/『カオスの自然学』テオドール・シュベンク

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コマ漫画「SODOKARE」04 作・祖父江慎

【用紙】パルプと新素材色ドットを一体化した「フリッカーズ(ブルー)」、じっと見つめてください。手のひらサイズの銀河が展開します。


【コラム】「土星紀」は4つの時代に分けられます。第1号は1979年、『遊』編集長・松岡正剛さんのエッセイを巻頭に据えた「遊時代」がはじまり。『遊』休刊後の1983年0029号からは12〜16頁もの「冊子時代」に入ります。1986年0055号から祖父江慎さんのデザインで一新し、「標本箱時代」を迎えます。「標本箱」をはじめ、紙と印刷のこだわりはこの時代ならではのもの。2000年0143号からは図書目録の一環として縦長サイズで制作するように。そして、2016年0174号が最終号となりました。
「標本箱時代」もマイナーチェンジを重ね、この前号の0057号から表1(表紙)作成のデザイナー名が記載されるようになりました。土星紀全体のデザインは祖父江慎さんですが、表紙だけは掲載書籍の担当デザイナーが作成しています。刷り色の表記はまだありません。


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