フィード「フォース」グループ と共にあらんことを
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フィード「フォース」グループ と共にあらんことを

河野貴伸

みなさんこんにちは。河野です。
本日あらためてフラクタからもリリース発信いたしましたが、このたび、我々FRACTAは資本業務提携を通じてフィードフォースグループ(以下FFG)の一員に加えていただきました!あれ?意外?と思う人も「やはり!」という人もいらっしゃると思いますが、2021年12月17日の塚田さんの熱きエール(ありがとうございます!)に応える形で、僕の方からも背景と意味について語らせていただければと思います。

多くの友人、お客さまから「びっくり!」と言われたので、会社としての背景、そして僕個人の背景を織り交ぜながらお話ししたいと思います。
長くなると思うので、途中で飽きたらそっと閉じてください笑

かねてより我々フラクタはブランディングとは経営そのものである、と定義しています。今回我々自体がリブランディングを行った結果導き出したVISION。そのVISIONに向かっていく中で、株主だけでなく、お客さま、弊社社員、地域社会、パートナー、環境、日本の未来など、あらゆるステークホルダーすべてにコミットし、成果を還元しつつ、ゴールに到達すること。
その活動は、我々単独では非常に困難かつ重厚長大な道であることは経営課題としても認識していました。その経営課題を打破するために「出資を受け、単独で上場を目指す」ことと「資本提携を行い、シナジーが高いと予測されるグループにジョインし貢献する」ことの2つの選択肢が残った結果、後者を選択したのですが、実はその道に至るまでには僕個人の思いによって大分右往左往しました。その辺りを赤裸々に語っていけたらと思います。

コロナ禍で自分の価値観が大きく変わる。自分が本当に提供したい価値とは(What)

そもそもこの考えに至った最初のきっかけは、コロナ禍の 2020年6月
僕の古くからの友人からひとつのLINEが入ったところから始まります。
そのLINEには「コロナの影響で事業を続けられないから廃業しようと思う。その辺りの進め方をアドバイスもらえないか?」と書かれていました。僕自身、世の中の状況を理解していたものの、身近にその影響を大きく受けた方が出てきたことはやはり衝撃的でした。すぐにやりとりをはじめて、いろいろ状況を聞いたところ、周りにもそのような方がたくさんいらっしゃって、日々大変な思いをされている。このままだと本当に日本は壊れていく・・・と強い危機感をもつようになりました。
(その後、友人はなんとか事業を立て直し、廃業せずに済んでいますが、今もまだ予断を許さない状況です。)

その時純粋に思ったことは、自分は今まで「お客様にしっかりとコミットし成果をだし、自分の会社をきちんと成長させ、利益を確保する。そして社員やその家族を守る」という「事業活動」がすべての第一優先だったのですが、少しずつ自分の中でも「もっと日本社会に貢献したい。」という社会的価値の提供と自己実現の意識を強くもつようになってきました。
ただ、この両立は大変難しい・・・。そもそも僕は経営には向いていないという絶対的自負があります。なんでもかんでもプレイヤーとして自分でやりたくなってしまう・・・。ただでさえそんな状態なのにそんな崇高な目標掲げていていいのか・・・。社員にそんなこと話せるのか・・・。それよりも優先すべきことがあるんじゃないかと、日々悶々としていたことを覚えています。でも、少しでも多くの中小企業の方に自分の持っているノウハウをお伝えしたい!役に立ちたいという思いで実際に行動に移したものもあります。

FRACTAの進化と「脱河野」

これらの活動によって得られた出会いや感動は、この後、僕が決断する上で大きな勇気となりました。皆さん本当にありがとうございます。そんなこんなで個人的な思いをベースにした活動を行なっていく中で、社内からリブランディングしよう、という提案がなされます。
「脱河野」を掲げ、フラクタ自身が僕自身から自立分離し、「みんなのフラクタ」に進化していく中で、スタートしたリブランディング。

正直、リブランディングの中で、なんとなく僕がいなくても、会社としては成長し続ける姿が描けていました。また幹部社員が着実に成長し、組織としても盤石な体制になってきた中で、僕自身一つの区切りが見えてきたのです。コロナ禍で日本全体がダメージを受け、周りの友人たちからもさまざまな苦しい声や廃業の報告が聞こえてくる中、自分ができることは一体なんなのか。ここであらためて深く向き合うタイミングにもなりました。
FRACTA自体は、このままだと、どこまで行っても、結局「河野という個人」という枠組みの中に止まってしまうのではないか。それは河野自身がそう思っているとか、社員のみんながそう思っているとかではありません。河野個人が会社を立ち上げ、その株主であるという前提から、必然的に「河野さんの会社なんで、河野さんがやりたいようにしてください」という遠慮・・・か同情のようなものが、幹部や社員の中にできてしまったのではないかと考えています。
40人を超えたあたりから、常に顔が青ざめていたこともあり苦笑。みんな不安に思うこともあったのかなと思います。

正直このままフラクタに居続けるよりも、新しい体制に移行し、皆に任せて、自分よりも優れた経営能力をもつ方に変わってもらい、自分はまた一人で何かやっていくのもありだな・・・という考えになったこともありました。

しかし、一方で「ここから一人になったとして、本当に自分がやるべきこと。やりたいことはできるのだろうか・・・。」とも思いました。ここから一人で、社会に対して何ができるんだろう?とあらためて考えたのです。
そして、一人になったとき、その実現に何年かかるんだろう・・・とも。
自分の残りの人生を賭けてもいいかなと思いましたし、正直時間をかけてゆっくりやろう、という気もありました。しかし、コロナ禍は刻一刻とひどくなり、世界の変革のスピードが加速していく。そんな悠長なことは言っていられない。
社会を本気で変えたい、日本を本気で良くしたい!自分達だけではなく、次の世代のために、全力で日本から世界に出る企業の応援をしたい!そのためには一刻も早く前に進まなければ!
じゃあどうすれば・・・とさらに悶々とし続けました。この1年悶々としかしてない笑

1人じゃ何もできないんだよな・・・と自分自身で受け入れた時、あらためて振り返るとフラクタがありました。
自分が大切に守ってきたフラクタ。いつしか成長して自分の器を超えたフラクタ。
今度は自分の夢を叶えるための存在になってくれる。フラクタとそのメンバーを心から誇りに思いました。

誰(Who)のために、なぜ(Why)やるのか?

フラクタとともに成長することで、まだまだ自分の意味や価値は引き上げられるんじゃないか?自分の本当にやりたいことはフラクタだからこそできるのでは?
フラクタをさらに素早く、力強く成長させるためにどうしたらよいのか?

VCに入ってもらって上場を目指す?この考えが最初に浮かびました。しかし我々のビジネスは、単独で上場を目指すようなビジネスモデルではなく、あくまで顧客と伴走し、自走を促すもの。お客さまに信頼してもらってはじめて利益になるので、成長には時間がかかります。また、上場を目指す中で、我々の強みが失われる可能性も十分に考えられました。そして一番の大きな理由は「身の程を知っていた」ことです。自分の周りで上場をはたしている経営者、そして今まさに上場を目指している経営者の方は本当にすごい人で、圧倒されます。正直、そのような人に自分がなれる器ではないと、重々理解できていたので、単独で資金を集めて上場を目指す、という選択肢はその段階で消えました。
(色々と相談にのってもらったVCの皆様、本当に申し訳ございません。)
何より、弊社の社員が単独上場を望むようなことはおそらく無いだろう、というのも十分わかっていたので、そこも大事なポイントでした。
逆に言えば、上場を成し遂げた企業さんや今まさに目指している企業さんには本当に尊敬しかないです。だからこそ僕らは裏方で最大限みなさんのご支援をしたいとも思っています。

そして次に考えたのが資本提携。シナジーのあるグループにジョインできること。口で言うのは簡単だけど、実際には本当に難儀でした。
ここから先の日本国内におけるテック系、SaaS系企業群の未来はどうなっていくのか?
僕自身の考えとしては、既に上場している先行企業を旗手とした「企業連合体」や「相利共生のエコシステム(Mutualistic Eco System)」が形成されていくと考えていました。困難な時代においては、生物も人類も常に相利共生の道に行き着くと考えます。まさしくいま世界の中で取り残されていると揶揄される日本再起動の鍵こそ、この「相利共生の連合体」であると考えていたのです。
単独で上場を目指すのではなく、洗練されたエコシステムと明確な価値観をもつ、企業連合体に加盟することが、今後のスタートアップ企業における成長の一つのマイルストーンになるのではないか?そんな妄想をしていました。

で・・・そんな妄想をそのまま受け入れてくれる企業さんはもとより、そのんな考えの企業と資本提携してくれるような企業さんはなかなかおらず・・・。
そもそも我々の強みを理解してくれて、かつ我々を信じてくれること、そして、最大限のシナジーが描けること。すべてが満たされる道筋を見つけることは大変困難でした。途中で諦めかけた時もありましたが「決して諦めてはいけない、ここが踏ん張りどころだ!」と言い聞かせて、日々折衝を続けていました。
(この思いを汲み取って、相談に乗ってくれたHARIZURYの皆様ありがとうございます!)

しかし、もうすぐご相談させていただいた企業が100社を超えるであろう・・・というタイミングで、あるビッグニュースが飛び込んできます。

衝撃でした。これや!と。

実は塚田社長からは、2021年初頭に資本提携のお誘いをいただいていました。ですが、その際にはまだ自分の中の未来が定まっておらず、はっきりした答えをお返しできていませんでした。中途半端なよくわからん回答しかしていなかったので、今思うとほんと申し訳ないです。ここでお詫び申し上げます。
そんな僕から「あらためて、ぜひお話しさせてください!」とお声掛けさせていただきましたが、塚田社長は嫌な顔一つせず、すぐにお話を聞いてくださいました。ものすごいスピード感ですぐに役員の皆様をご紹介いただき、FRACTAと僕の考えをご理解いただきました。僕の突拍子もないアイデアをすでに具現化されている・・・!塚田さん!すごい!と感動したことを覚えています。
僕自身はFFGの皆さんとは10年来のお付き合いがあり、さまざまな連携などではご一緒しておりました。ですので、なんだか自然すぎるというか、あれ?なんで最初に話しなかったんだろう?と後悔したのを覚えています笑

「みんなのFRACTA」、「社会のFRACTA」へ。

最後の決心と決断をしたのは、12月の頭に実施した全社集会です。
コロナ前から、2年という時を経て、久しぶりのリアルの会。皆の顔を見て、正直嬉しくて涙が出たのと同時に、この50人以上の社員と、その家族を決して路頭に迷わせてはいけないと強く決心しました。
そして、FRACTAという会社で働くことが誇りになれるように。
日本という国の「未来に生きる次代」が豊かに暮らせるように。

そんな会社になれるように、人生をかけて挑まなければ。

これからのFRACTAは、お客さま、FFGすべての株主、社員、社員みんなの家族、日本社会、地球環境、そして未来。すべてがステークホルダーであり、サポーター。我々は皆さんに素晴らしい、素敵な、豊かな未来を示していかなければならない。それができる過去にも未来にも常に「今」が最高のチーム。それがFRACTAであると考えています。
こんな最高のチームを率いて、FFGの皆さんという最強の仲間たちと共にこれから戦っていくことができるなんて本当に嬉しく思います。

すべてのステークホルダーの皆様に最高の体験を。

今、僕の中で強く意識していることです。

具体的にはどんなアクションを?(HOW)

まず直近では、FFGの皆さんと共に一気通貫で統合サービスを提供できるのではないかと思案しています。ブランディングからDX、オムニチャネル、そして広告、コンバージョン、改善までをトータルソリューションで提供する。
そしてもう一つの側面が「研究開発」です。FFGの皆さんは自社サービスやShopify アプリの開発などでさまざまな知見を蓄積されており、弊社のRIチームとも大変相性が良く、共同で研究成果やレポートを発信できるのではないかと思っています。FFGとして、リテール、コマース、ブランディング、Shopify、Web3 のレポート・ビューを提供できるようになったらいいなとも妄想しています。
もちろん、あらゆることができるゆえに、まずは整理して発信していきたいと思っています。皆さんがあっと驚く、またワクワクする統合ソリューション。来年はそんなソリューションをガンガンリリースできると思いますので、ぜひご期待ください!
(勝手に言っているけど多分大丈夫w)

そんなこんなでフラクタはFFGの皆さんと共に、FRACTAとしての今までの姿は変わらず、さらに加速し、さらに洗練されていきます!
新しい「みんなのフラクタ」をみなさんどうぞよろしくお願いいたします!
これからもぜひご期待ください!

ブランドを、未来の文化へ。

株式会社フラクタ 代表取締役 河野貴伸

最後まで読んでいただきありがとうございます!

尚、途中途中で出てきたWhat、Who、Why、How は僕らFRACTAがブランドのことを考える思考のフレームワークになっています。よろしければぜひご活用ください!

さて。まじめな話はここまで!
ここからは皆様よりいただいたご質問にご回答させていただきます!

Q1.河野さん引退しますか?(最近河野さん以外の方の活躍をよく見るので、河野さんもういらないと思います) *原文ママ

A.ひどいw やめへんでw
これ前も言われた気がする・・・

むしろこれからが本番ですよ。
誤解されている方もいらっしゃるかと思いますが、今回は「EXIT」でもなんでもないです。 むしろ「ENTER」です(そんな言い方があるのかは知らない笑)。FFGという協力な連合に加わって強力なシナジーを生み出し、今まで以上にお客様に、社会に、経済に、環境に、未来にコミットしていく。これほどワクワクする楽しいことやめられませんです!
ただ成果にならなければ交代はあり得ますね。
そうならないように全力で頑張るまでです。プロの世界では当たり前!
でも弊社スタッフが評価されるのはとても嬉しいので、その評価に負けないように社長業頑張ります!

Q2.勢いあったように見えたので、このまま単独で成長させ続けるのかと思っていました。なぜこのような判断を?

A.たしかにフラクタ のメンバーは今この瞬間、最高なメンバーが揃っていると自負できます。一方でこのVUCA(先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態)な時代では、100%うまくいく、という断言は難しいと感じています。とくに業界の特性や我々の目指す未来を考えた際に、単独で成長を進めるには成長限界点が見えること。そしてムリな成長を促した結果に、この最高の体制を崩壊させる可能性があることは可能性として十分にあり得ることだと思います。そしてこの「勢い」が永久に続くことは決して無いこと(音楽業界にいた時の自分の教訓)。
これらの事象を回避し、常に現状を健全にアップデートしていくことこそが、組織を存続させ続けること、勢いを失わずに成長させ続けられることと考え今回の決断に至りました。
イメージでいうと、ロケットで大気圏外まで出れたけどそのままの勢いで月に行くのはリスキーなので、宇宙ステーションにドッキングし、そこから再度月に向かうことで確実性を上げるというような感じですね。
FRACTAのブランディングでは「生き残る」というテーマがよく出てきます。これだけ聞くとネガティブなワードに聞こえますが、これから先の社会においては常に「生き残る」ことを意識しなければならないくらい、難易度が上がっていくと感じています。我々がサービスを提供し続けられなければ、結果我々を信じて頼ってくれたお客さまを裏切ることになる。だからこそ生き残り続けるためのの意思決定である、というのは今回の重要なポイントであると考えています。

Q3.相変わらず死ぬほど働きますか?

A.流石にサーバーとSLAを競うような24/365体制はもうやめてます笑
(ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、僕自身かなりのワーカーホリックでして・・・ずーっと働きつづけて毎年身体壊していました。。が、ここ2年はムリしなくなり超健康です!風邪もひかない!)
健康第一にしつつ、引き続きバリバリ頑張ります!死ぬほど働いて、病気になっちゃうとみんなに迷惑かけてしまうので、それは絶対にないように・・・!

Q4.河野さん引退してください

A.そんなに引退をさせたいのか・・・?

Q5.FFGやFRACTAで働くにはどうしたいいですか?

A.ありがとうございます!!待ってました!!
コマースやリテールの領域で新しくておもしろいことに取り組みたいという方および企業の皆様、FFGでは一緒にチャレンジできる仲間を大募集中です。ぜひ、ご気軽に自分もしくはFFG関係者のTwitterにDMください~!
(この一文、塚田さんよりいただきました笑)
GreenでアナグラムさんとFFG塚田さんの素敵なインタビューも掲載されておりますので、ぜひ!


皆さんこれからもFFG、そしてFRACTAをどうぞよろしくお願いいたします!

メリークリスマス!!!


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河野貴伸
株式会社フラクタ 代表取締役 Shopify 日本エバンジェリスト 「日本のブランド価値の総量を増やす」をミッションに、ブランドビジネス全体への支援活動及びコマース業界全体の発展とShopifyの普及をメインに全国でセミナー及び執筆活動中。