実質稼働時間4時間×4,5日で10万円くらいは得られるライターになれた
私がライターになった16年以上前は、1記事あたり200文字で100円とか、とんでもない依頼もたくさんあった。スピードを上げてかないと、生きていけない世界だった。
時代も変わっているし、自分も変わったけれど、今は 実質稼働時間4時間×4,5日で10万円くらいは得られる。ありがたいことだ。
こうなるために努力したことは次の通り
自分自身のマーケティングをしっかり行う
自分が「書きやすい」「書きにくい」と感じる分野を把握し、プロフィール分やポートフォリオを更新していく。
「これからどのような仕事に取り組みたいか」を具体的に考え、そのような依頼が生まれそうな場所に、飛び込んでいく。人材マッチングサイト等を利用する場合でも「自分の希望に合うサイトかどうか」を検討して、利用を決める。
これまで「実際に仕事がやってきたルート」を振り返り、集客面での強み・弱みを知ったうえで、今後に活かす。
依頼が来る前から「こういう依頼がきたらこう書こう」と構想する
「仕事が来てから準備する」のではなくて
「こういう仕事が来たら、こういう流れでやる」
「こういう内容の原稿はこういう構成で書く」
と、依頼が来ていない段階であれこれ思い描いておくと、仕事の依頼がきたとき対応しやすい。
たとえば私はコンサルタントとしても、WEBマーケティングや採用マーケティングに携わることが多いので、
・WEBマーケティングで事例収集の依頼があればこのあたりを調べる
・人材採用のための執筆依頼がきたら、こういう書き方ができる
などのことを、だいたいいつも考えている。
定型業務の効率化、無駄な業務の排除
帳簿つけや請求書の発行、消耗品の在庫チェック、勉強のための情報収集など、効率化できることはできる限りする。
身の回りを整理整頓して「ものを探す」という業務をできるだけ排除する。
ライターをいい加減に扱うクライアント、依頼をしておいて途中で取り下げるクライアント、支払いの約束を守らないクライアントなどとずっと付き合っていると無駄な業務が増えるので、おつきあいは考え直す。
おわりに
結局のところ「自分がどういうライターになりたいか」「どういう仕事をしたいか」を明確にすることが一番だ。その部分が明確になれば「どういうクライアントに出会えばよいか」「出会えるのはどこか」などが見えてくる。
ライターだけに専業する方法もあるし、途中で他の仕事に挑戦して、自分を磨いていくという方法も考えられるだろう。
河野陽炎のコンサルティング
実際のご相談事例も紹介しています。
いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。