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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
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2021年9月の記事一覧

労働の出発点を「誰かを大事にすること」だと考えると

以前から ・何らかの事情で自宅から出られない人 ・長時間の留守ができない人 の役に立つことがしたいという思いがあった。事情とは闘病や介護、子育て、精神的な葛藤など。 私自身も、かつてはそういう状況だったので、困っている人の悩み解決ができればと思ってきた。 今の自分が、その思いを実現できているかというと 「できている部分もある」 「行き届いていない部分もある」 という答えになる。 また 「自宅から出ないで働き、生きていく方法はある」 「ただし、自宅を出られるなら出たほ

情報処理安全確保支援士 午前II の勉強で作っているノート P.21-P.35

勉強が現在進行形のため、まだページ数が増えるかもしれませんが、いったん落ち着いたので掲載します。なお、過去の受験で、午前IIは合格基準に達していました。 ノートの作り方 1.過去問を解く 2.間違えたところや、理解が曖昧な部分をノートに書く 3.同じ分野の知識はノートの同じページに、違う部分の知識は別のページに書く 各項目は「試験で得点ができるように」まとめたもの。既知の内容を省略したり、作者の私にだけ分かればいいという基準で書いた部分もあります。

台所が一番好きな場所

7年前、今の家を紹介されたとき、一番気に入った点は 家の真ん中に台所があること でした。 実家で料理をしていたころから、台所は大好きなスペースで、料理だけでなく自分の勉強や、時には仕事も台所のテーブルですることがありました。 その後、今の家に引っ越すことになりました。 家族との共有スペースでない、自分が好きなように使える台所が、家の真ん中にある。 そのことが、すごく嬉しくかったです。自由に友人を招くことができる台所で、友人と一緒に料理をして、一緒に食べることを夢見

課題を積み残さないように生きていく

人間が生まれてくるのは、この世でしかできない修行をして心を磨くためだと思っている。修行といっても、聖職者がするような特別な何かじゃなくていい、たとえば日常生活で感じる悩みや苦しみを解決すること、人や自分を許すこと、そして人に親切や愛を届けることなども、この世でしかできない修行だろう。 私には、10年くらい前に、少し心が傷つくようなことがあった。客観的に見れば「少し」のことだし、それよりひどいことなんて、私の人生にも世間にもたくさんあった。それなのに、10年前のそのことを、ず

情報処理安全確保支援士 午前II の勉強で作っているノート P.1~P.20

勉強が現在進行形のため、ページ数がどのくらいになるか不明です。そこで20ページまでいったん掲載します。なお、過去の受験で、午前IIは合格基準に達していました。 ノートの作り方 1.過去問を解く 2.間違えたところや、理解が曖昧な部分をノートに書く 3.同じ分野の知識はノートの同じページに、違う部分の知識は別のページに書く 各項目は「試験で得点ができるように」まとめたもの。既知の内容を省略したり、作者の私にだけ分かればいいという基準で書いた部分もあります。

「数字も漢字も1つ1つきちっと書くんやぞ」

資格試験のなかには記述式や論文式のものもあって、制限時間内にたくさんの文字を書かなければならない。そういう試験を受けるたびに、感謝の気持ちとともに思い出すのが、ある大工さんのことだ。 私が小学校2年のとき、自宅の一部をリフォームか何かしていて、何人かの大工さんが作業してくださった。私が学校から帰って宿題をする時間に、大工さんたちはお茶を飲んでらした。そして、私が宿題をする様子を見ては、言葉をかけてくれた。 そのなかで印象に残っている言葉が 「数字も漢字も1つ1つきちっと書

海事代理士試験の勉強で作ったノート

海事代理士筆記試験に合格した年に作ったノートです。 各項目は「試験で得点ができるように」まとめたもの。既知の内容を省略したり、作者の私にだけ分かればいいという基準で書いた部分もあります。 ノートの作り方 過去問を解く 間違えたところや、理解が曖昧な部分をノートに書く 同じ分野の知識はノートの同じページに、違う部分の知識は別のページに書く 憲法、民法、商法は出題される問題の幅が広く、勉強に時間をかけても得点が大幅に伸びることが少ないので、ノートは作りませんでした。国土交

情報処理技術者試験 午前Ⅰ の勉強で作ったノート

過去の受験で午前Ⅰ試験のためにまとめたノートです。おかげ様で午前Ⅰは通過しました。 各項目は「試験で得点ができるように」まとめたもの。既知の内容を省略したり、作者の私にだけ分かればいいという基準で書いた部分もあります。 ノートの作り方 過去問を解く 間違えたところや、理解が曖昧な部分をノートに書く 同じ分野の知識はノートの同じページに、違う部分の知識は別のページに書く

「プロジェクトそのものの成否」と「人生全体への影響」をバランスよく考える

私がライターになったのは、ネット上でしか知らない方からのお誘いを受けたことがきっかけだった。趣味で運営していたホームページをご覧くださった上で、単発の仕事をご依頼くださったのだ。 当時はまだ療養中で、社会人経験がなかった。 「文章を書く勉強をしたこともないのに、できるのだろうか?」 「急に体調を崩し(初めてのアナフィラキシーショックを経験したばかりだった)、体力的にも不安があるけど、大丈夫だろうか?」 と考え込んでしまった。 治療のために頻繁に会っていたかかりつけのお医者

政府労災保険に特別加入できるフリーランスの範囲が拡大されている

2021年は、政府労災保険に特別加入できる人の範囲が大きく広がった年で、4月と9月に大きな改正があった。 4月の改正の時点では私には関係がなかったのだけど、9月の改正でITフリーランスも加入ができるようになったので、少しばかり関係があるかなと考えている。 ただし、特別加入をするには「都道府県労働局長の承認を受けた特別加入団体」を通して手続きを進めなければいけない。既存の団体に加入するか、新たに特別加入団体を作って加入しなければいけないのだ。 また補償を受けられる範囲も「

人と関わりたい人も、関わりたくない・関わる余裕がない人も、受け入れてくれる街があれば

自分の住む街やコミュニティについて、初めて深く考えたのは、私が祖母の介護を終えた時期のことだ。腰を痛めてから活動範囲が極端に狭くなり、物忘れも多くなった祖母と、ライターとして在宅仕事をしていた私の暮らしは、その時点では決して嫌いではなかった。 それは「周囲の人からどのように見られているのか?」を意識せず、「祖母と自分さえ平和だったらそれでよい」という日々だったからだと、介護を終えてから気付いた。 謎の生活を送る私に投げかけられる言葉祖母の介護を終えても自宅で過ごし、通院や

ライター、コンサルタント、プロ資格マニアが自分のWebサイト、ブログ、SNS運用について語る

河野陽炎が自分のWebサイト、ブログ、SNS運用をどうしているのか、どのような成果を上げているのかを、Q&A形式でお伝えします。 どのブログやSNSを使っていますか?・ツイッター2 ・Instagram2 ・note 1(休眠中1) ・アメブロ1 ・Facebook個人ページ1、ビジネスページ1 ほかにココナラ1、PRtree1、LinkedIn1、メールマガジン1 Youtube1 のアカウントを更新しています。 Webサイトは、現在はJimdoさんを利用。河野陽炎個人

奇跡はあるか? 私は「ある、ただし奇跡が起こるには条件がある」と考える

「奇跡」や「引き寄せ」などの言葉が、以前よりずっと身近になっているように思います。 私が介護でてんやわんやだった2008年ごろは、「ザ・シークレット」の本や映画が日本に入ってきた後、盛り上がりのピークを過ぎた時期でした。日本でも江原啓之さんをはじめ、スピリチュアルに造形の深い人々が注目されていましたよね。 さて「奇跡って本当にあるのか?」という問いについて、今の私は「ある、ただし奇跡が起こるには条件がある」と考えています。 その条件とは「自分が、できることを精一杯やった

自分を変えるために旧い持ち物のメンテナスをする

自分を変えるために、新しい知識や持ち物を手に入れることは、とてもいいことです。新しい知識や持ち物があることで、これまでとは違う選択肢が広がることもあるからです。 ただ「自分を変える」という結果を急ぐあまり、なんでもいいから新しいものに飛びつくというのは、よくないでしょう。それに、新しいものを手に入れれば自動的に自分が変わるわけではなく、結局「変える、変わる」という選択をするのは自分自身なのです。 いきなり新しいものに手を出すのではなく、まず「自分が今、何を持っているのか」