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本書も、積ん読しておいた本で、今では、絶版になっています。山口真由さんとデートしているような気分になる本です。読んだということは、積ん読成功です。やっぱり本は、気になった本があるときは、買っておいたほうがいいと改めて思いました。

本書の山口真由さんは、「エリート」を題材に取り上げているんだけど、財務省の2年次までの仕事のやり方がわかるのが、一番面白いところだと思いました。要するに、国会対応・政治家対応みたいなもので、仕事のリソースの大部分を、エネルギーの大部分を、費消してしまうということですよね。今って、インターネットの時代じゃないですか。しかも、そんな国会対応・政治家対応なんかで、せっかくのリソースを費消した、文章群なんて、一般の国民って、日の目を見ないですよね。他の省庁でも答えられる質問をもらってくると怒られるなんて、常軌を逸した、狂気の仕事のような気がします。他にもっとやれることはあるだろうという気がします。行政学的な思考では、本当に独裁のほうが、いいんじゃないかと思いました。それでいて、本やインターネットなどで、中央省庁の行政のあり方も、変容してくると思うんですよね。必ずしも、「立法・司法・行政」だけが、国民の幸せにつながるとは思いませんよね。中国なんかも、納得してないところはあると思いますよね。そんな最初から、完璧なものはできなくても、徐々に改善していきながら、もっと良い方法を考えるべきときに来ているのではないかと思っています。山口真由さんは、「7回読み」勉強法を教えてくれる本は、全部、買って読んだと思うのですが、社会人ものって、ちょっとイマイチですよね。弁護士になって、企業法務の専門家をやるんだったら、大手メーカーとかの法務部門で、働いていた方が、より、きちんとした正確な専門家になってたと思うんですよね。財務省も2年間くらいでやめちゃうんじゃ、仕事内容も見えてこないんじゃないでしょうか。山口真由さんは、テレビで使うとか、勉強法とかで使うとか、そういう意味合いもあって、財務省に最初に入ったんじゃないでしょうか。勉強法では、東大では、最近は、東大医学部&司法試験&公認会計士試験という国家三大資格に受かった河野玄斗さんの方が、有名ですよね。山口真由さんって、キャリアアップの仕方が、ちょっとNGというか、間違ってるような気がするんですけど、そういう役回りをやっている可能性もありますね。
本書は、2ちゃんねるとの付き合い方も、うまく冗談めかして紹介してて、心理学的に、すごくうまく、出版社の力だと思いました。
あと、本書で面白かったところは、山口真由さんの東大法学部時代の話です。ライバルとなっていた人の進路やそのときの在学時代の出来事がすごく面白くて、笑ってしまいました。在学中に2ちゃんねるに、山口真由さんのスレッドが立ち上がって、傷ついた話なんて、面白くて笑っちゃいました。

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