転売について
なんか俄かに転売が良いか悪いかという話が流れて来たら
原因はコレらしい⇩
事件の顛末は、ホビージャパンの編集員が
「転売行為を容認」したことにより退職処分をされたという事らしい
これに対して経済学者が「転売は悪くない」と論陣を張った事が発端らしい
いくつかあるらしいが、とりあえずコレ⇩
プラモ転売問題に対して多くの経済学者が考える「均衡価格で販売すれば良い」に違和感を覚えてしまうのは何故?→大阪大学准教授の分析が分かりやすい
この説明はおかしいが、おかしいと思わない人がどっさり居る
何故だろうか?これは図式化してないで数式で誤魔化てるからでしょう。
私の様なバカは数式で書かれても判らないので図式化して証明しましょう。
まず市場が均衡してる状態を表しましょう、これは簡単ですね。
これは入門教科書にある簡単な需要供給曲線
安田氏の検証をする前に転売行為による市場の影響をみてみましょう。
均衡価格Aから転売屋が価格をA’に引き上げる
そうすると市場に流れる製品の数量はBからB’へ減る
このA~A'の黄色い空間が転売屋が得る利益、黒三角部分が在庫となる。
消費者の余剰を転売屋がかすめ取っていることが判ると思う。
(この図を思い浮かべながらホビージャパンの記事を読んで頂きたい)
では次が安田氏の言う事を図式化して見ましょう。
多くの経済学者は、転売が起こるのは1次市場の価格が安すぎるから
らしいので、価格を上げて均衡させてみましょう。
均衡価格が低いらしいから高くしてみました
安田氏は価格が低いから転売屋が余計な利益を得るのだから
価格を上げれば良いというらしいのでこうなんでしょう。(想定が違うのかもしれませんが。)
こうなればメーカーが儲かって転売屋の入り込む余地が無いとか言うのでしょうか?
では実際にこれをやったらどうなるか分析してみましょう。(転売屋の影響は除きます)
価格が上がれば購入者は減るので薄紫の部分はメーカーの在庫として積み上がります。
どうでしょうか?
こんな簡単な教科書入門レベルの問題で間違う経済学者に存在価値って
あるんでしょうか?
(※今回は安田氏でしたが、別に氏に恨みがある訳でも何でもありません。というか経済学者に対して特段の思い入れは無いです。)
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