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せいしんかの入院日記⑦(7月②)

りんごりん

主治医との面談

長期休暇を取っておられた主治医が7月から復帰。

毎週火曜日の午後に 断酒会が開かれる。

現在は コロナ禍の為、 入院患者は病棟の一室、外来の方は1階の部屋をリモートで繋いで行う。

会終了後、5分ほど 話ができた。

一言目は「こらっ」
その ︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎こらっ︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎ はちっちゃい子を窘めるような声で。

「まぁ、電気ショックを受けたようなもんだから、3ヶ月もしたら元に戻るよ。
実際に電気ショック療法もあるしね」 と。

冷静にそう言われた。
(入院して60日過ぎた現在、確かに戻りつつある)


この主治医は ここの病院で30年勤務しているので、担当患者が多い。
昼は週2回 外来診察、夜に入院患者の様子を見に来る。
面談を希望してもなかなかその日に合わないことも多い。

腰を据えて話せたのは 入院して3週間も過ぎた頃。
夜、「いや~、久しぶりだね」とこられた先生。

私は入院前後にあった事を話そうと、手帳のにメモして待ち構えていたのだけど、主治医から出た言葉は

「最近、いい落語家さん みつけた?」
「ふへっ?」
主治医との共通点は 落語好き って事。
だけどね、やっと話せると息巻いていた私は拍子抜け…。
いつも落語の話で盛り上がってるけど。

「もう落語聞きたくなくて、聞こうとも思わなくて…。
(以前の入院時は三遊亭)兼好さんだけは流せてたんですけど」
先「兼好さんって どんな人?」

あのね 先生、わたくし、5回ほど 兼好さんの事、申し上げましたわよ?
いちどは動画を見て、「おお、なかなかおもしろいねえ」と仰ったではないですか…。

推しの 三遊亭兼好師匠

7月半ば、まだ音楽もうるさく、落語も殆ど聞けない頃。

入院期間が決まっていない今回の入院。
自分の中では 4ヶ月ぐらいたっぷり療養しようとか思ってたんたが。

その旨を伝えると

「えぇ?!」と主治医。


今度はこちらが 「えぇ?!」


先「まぁ、便秘気味になったら(訳︰入院患者が詰まってきたら)、それとなく伝えるからね~」と去っていかれた。


初の外泊

病院にある いぬ🐕のベンチ

入院1ヶ月過ぎた頃から、外出外泊の練習する。

区役所に行く用事がある為、7月の3週目に1泊の外泊申請書を提出。
コロナ感染者が爆発的に増えているので、病院と家の往復。用事を済ませたら、おうち生活。

することと買い物リストを作り、その日を待ったいたら、病院の特別警戒が最高段階に上がり


2日前に外泊中止…。


(コロナ感染者がでたのだろう)

その夜、主治医がやって来て「1週間たったら大丈夫だと思うから、それ迄まで待ってて。」

えっ………。
区役所は来週でもいいけど

テレビ番組の

「LOVELOVEあいしてる」を録画したかったのに。

吉田拓郎さんが引退前の最後のテレビ出演。
KinKi Kidsとの共演。
それが 残念。

翌週、外泊OKが出る。

午前11時、タクシーでまず帰宅。
入院して毎回感じるのが、家に入った時の部屋の色。


「あっ、色がある」 と感動すら覚える。
入院前は靄がかかってるように見えていた景色が輪郭がはっきり見える。


ぼんやりしていた脳が少し動き出したのだろうか。

「焦らない、焦らない」

今回に外泊で自分に言い聞かせていた呪文。

久しぶりに運転して区役所へ。
手続きはすんなり終了。
いつも行く近所のディスカウントショップで買い物。

ここでお惣菜も購入。
自分で選ぶのは辛い。カロリーとの戦い。

やっと選んだのは
「オクラと長芋のサラダ と チゲスープ」

ほとんどカロリーなしの食事

家にいる時は大体こんな食事。

食べ終わるとひと仕事終えた疲れが来る。


今回は1泊。
病院に持って行く荷物をまとめなければならない。

売店に売ってないお菓子、飲み物類、日用品…。

ポータブルCD・DVDプレイヤーの持ち込み許可が出たので、中島みゆきさんと落語のCDを数枚。

荷物をベッドに広げてバッグに詰めていく。

終わった時はもうヘトヘト。

帰ったらたまってたビデオを見ようと思っていたのだが、流し始めても興味が持てない。
全然頭に入ってこないのだ。
結局、病院でよく聞いている音楽を流していた。
病院生活での消灯時間をかなりオーバーして寝たのは1時過ぎだったかな。

外泊時撮った ひまわり

翌日の夕方、病院へ戻る。
今度は自分の車で。
送迎を頼める人はいないし、タクシーは苦手。

病棟に戻る前に看護師から尋問のような質問攻め。
「どこに何分ぐらいいた? 」
「誰かとあった?」などなど。

最後に「抗原検査はどうする?  先生は必要ないとは言ってるけどね」

いえいえ、これだけ訊かれたら不安になる。
綿棒を鼻に突っ込まれまして、結果 陰性。


病院に戻って「安心」したのは
まだ不安の度合いが大きいから。


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