無題

きっといつか、誰かの耳の届きますように。writoneを通じて

夜中にこんばんは。バイクで70km近く走ってきました。夜風は心地がいい。バイクに乗るのは好きです。私がひとりになれるから。俯瞰する自分も議論しようとする自分も、一つになるので。どうも、明里です。

これはwritone豆知識ではありません。ただ、希望のお話をします。夜中だから、話したくなりました。

私は、少しだけ、リスニングに難があります。音は聴きとれるのですが、言葉として認識するのに時間を要します。どうしてかというのは、「天使になんかなれなかった」(だったかな?)で話しているかもしれないのですが、突発性難聴の名残みたいな感じで、それからずっと耳鳴りがうるさいのです。
同じ音域の音がマスキングされてしまって、主に低音域に難があります。

聴力検査では引っかかりません。たしかにちょっと下がってるね、くらいです。日常生活には問題ありません。何回か聞き返して相手をイラっとさせてしまうくらい。でも私が聞きとりにくいと知ってくれているので、助かります。口元が見えていれば読唇で補完できるんですが、ずっと見えているわけではないので、ちょっと困ります。その程度です。

さて、どうしてそんなことを言い出したのかと言うと、「writoneは耳で聴くもの」だから、です。

先ほど申した通り、リスニングに難があるので、聴くだけだとほぼ内容が分からないことが多いです。すごくわかりやすい内容で、感覚で補完出来て、っていう作品であれば理解できますが、すべてがそうだというわけではありません。

なので、私にwritoneリスナーは向いていない(´・ω・`)しかし、リスナーモードに本文表示が出来てからすごく、本当にすごく助かっています。
それまで自分の作品でも頭に入ってこなかった内容が、テキストがあればさくっと理解できる! あの時の感動は、忘れません。

あ、めちゃくちゃ音量を上げて、ヘッドフォンか何かで、その音だけを聴ければまあまあ聴きとれるんですよ?
でも、例えば「そこそこ繁盛している雰囲気のいいカフェでランチ時にお話」なんていうのが聴きとれなくなります。相手が聴きやすい方でないと、申し訳ない位。

さて、物理的なお話はこのくらいにしておきます。
writoneは、音に乗って広がっていきます。
つまり聴覚が必要になる。
しかし、広がるためには確かに聴覚を持った方が必要ではありますが、作品を読むことはできます。
何が言いたいかと言うと、「鳥が果実の種を運ぶ」ような、そう言うことが言いたいのです。

聴きとることは難しいけど、文字があって理解できる、そこまで届けることが出来れば「読者」にも成り得る、と思うのです。writoneのコンセプトとは違いますが、表現者としてそうなるといいなあと思っています。

きっと、その逆もある。この作者さんが好きだから、朗読してくれてるんだって! 聴こう!
これはよく起こっているんだろうと思います。
そうだよ、だからね、好きな作家さんを呼んできてくださると、嬉しいです。私もユーザー仲間が増えて嬉しいし、ファンの方も嬉しいと思う。


作品あり、演者あり、持ちつ持たれつのwritoneですので、良い効果が生まれることを祈って、私は向き合っていきたいと思います。


聴力、全部失くさなくて幸運だったと思います。失くしていたら、私はwritoneに出会っていない。いつか失くすとしても、その日まで私は多分writoneを続けていると思います。
内耳がバグってるからなあ、体調や気圧にも左右されちゃって、困ったもんです。それも、10年か。早いもんですねえ。

今日も、誰かの「耳」に届くように、寂しい辛い痛い苦しい、そんな誰かの「耳」に届きますように。

栄養剤をぶっ差してやってくださいませ(´・ω・`) ナニモノにもなれないようなナニモノにかはなれたような、不完全で不器用な人間のはず。良かったら戯れてやってくださいませー!